『ビカミング・ジェーン』という映画に主演しているアン・ハサウェイのインタビューのために、
NYに来ています。取材も無事に終って、今日は、平成中村座NY公演を観てきました。
   
   なぜか、歌舞伎の海外公演と出張が重なることが多く、勘三郎さんが襲名を半年後に控えた3年前のNY公演のときも、取材でNYに来ていたため、観ることができたのでした。
   3月にも、成田屋さんのパリ・オペラ座公演とバッチリ重なったし、なんだか運がいい。
  
  平成中村座は3年前は、リンカーンセンターに特設テントを設置しての公園でしたが、今回は、ホールを使っての公演。特設テントは、やはり経費がかさむらしい。


         
平成中村座   



  演目は、『法界坊』。勘三郎さんの愛嬌のある魅力が活きる作品でした。
  前回も、NYバージョンがあったのですが、今回も、勘三郎さんが英語のセリフ(多くはギャク)を多用、観客を沸かせていました。結構面白くて、外人の方もホンキでウケていた感じ。かなり練習されたのでしょうか。やっぱり芸達者です。
 オープニングナイトの昨日のみ、『連獅子』もあったのですが、それは観られず残念。


 会場には、海部元総理はじめ、大勢のごひいきの方もいらっしゃっていましたが、
 前回の公演時に、襲名披露ポスター用のハドソン川をバックにした写真を撮っていらした写真家の篠山さんもいらしていて、アンコールの挨拶などの写真も撮られていました。どこか、雑誌に載るのかな。