毎日、世界のどこかで映画祭は行われていますが、

パリで去年から始まった日本映画祭『KINOTAYO』映画祭は知りませんでした。

“金の太陽”と読むらしいです。ローマ字つづりにしても違うような……。


で、土曜日に、その授賞式が日仏会館で行われたので、行ってきました。


グランプリ作品『HINOKIO』(秋山貴彦監督)

アニメーション賞は『マインド・ゲーム』(湯浅政明監督)。


観客が選んだ賞とのこと。ヘンな審査員が選ぶより、ずっと健全ですね。


ところで、この日の賞の授賞式に先立って、

元NHKキャスターで、日仏メディア交流協会会長の磯村尚徳氏とフランスの老舗ジュエラー「メレリオ・ディ・メレー」のの14代目当主であるオリヴィエ・メレリオ氏のトークショーもありました。

「金の太陽賞」のトロフィーをつくったのが「メレリオ・ディ・メレー」とのことですが、日本人のブランド志向に対するトピックスなどもでてきて、対談はとても興味深かったです。

老舗ジュエラーが多いフランスですが、なかでも「メレリオ・ディ・メレー」は、17世紀、創業の世界最古のジュエラーなのだそう。


 ショーメやブシュロンなどと並んで、

フランスの五大ジュエラー(カルティエは入らないそう!)に数えられる由緒ある宝石店で、かのマリー・アントワネットも顧客だったとか。

 唯一、ファミリー経営を続けているジュエラーで、オーセンティックなものを愛する人に絶大なる支持を受けているとか。

あの雅子妃も愛用しているとのこと。


 その製品を見ると、確かにステキですが、お値段もステキです……。