10月に来日したイザベル・コイシェ監督に続いて、『あなたになら言える秘密のこと』に主演した
サラ・ポーリーが来日。
カナダ人のサラは、とてもフレンドリーで、しかもめちゃくちゃ頭のいい人。
去年、『アメリカ、家族のいる風景』がカンヌ映画祭に出品されたときも、カンヌでインタビューしたけれど、そのときも、
共演のサム・シェパードや監督のヴィム・ヴェンダースがベタ褒めしていました。
美形で、演技の才能もあるサラなのに、女優にしては珍しく飾り気がまったくない。
で、やはりというか監督業にも進出していて、
今年のトロント映画祭で上映された監督作も、とても高い評価を得ていた。
でも、高値がついて、日本の配給会社にはまだ売れていないのだそう。
他国には、すべて売れているのに。
サラは、セラー(映画の売買を仲介する商社のような会社)に、日本に高値をふっかけたことを抗議したらしい。
まあ、日本は、高値で買っちゃう傾向にあるので、こういう事態はまま起きているのですが……。
そんな風なサラだから、ハリウッド映画には、まったく興味がないのだとか。
今後は、ますます創り手の側に回りそうな気配。
キレイだし、いい女優さんなので、もっともっと多くの映画に出て欲しいですが。