今年から、グッチグループがヴェネチア・ビエンナーレとコラボして、映画祭に合わせて、

アワードを設定をつくって話題になっている。ということで、雑誌Iのために、グッチグループのCEOロベール・ポレ氏にHotel Bauwer でインタビューしました。その後、パラッツィオ・グラッシにてアワードのセレモニーに参加。このパラッツィオは、フランスの富豪であるフランソワ・ピロー氏が買い取って、安藤忠雄氏のリノベーションにより、先頃オープンしたばかり。運河面したテラスには村上隆氏のオブジェが。

              

    パラッツィオ・グラッシのファッサードにある村上オブジェ。


              

    安藤忠雄氏によりリノベーションされたパラッツィオ・グラッシの内部。

アワードの受賞者は、脚本家や音楽家として活躍するマルチ・アーティスト、ニック・ゲイブ。審査員のひとりであるジェレミー・アイアンズもカクテル・パーティにきていたが、人に囲まれて写真攻め、サイン攻めに会っていた。

そのリド島に戻って、クワトロ・フォンターネにてOさんと食事。そういえば、今年は、ディナーをちゃんとしたレストランでとるのは、やっと2回目。9年来ていて、こんな年は初めてだ。なんで、そんなに忙しかったんだろう?

大友さんの実写映画『虫士』の上映が終わる頃を見計らって、パーティのジョイン。好きな監督のひとりメキシコの鬼才ギレルモ・デル・トロがいたので駆け寄る。“オリゾンティ”の審査員として来ているのだが、あんまりいい映画がないとこぼしていた。同じメキシコ出身のアルフォンソ・キュアロンの『チルドレン・オブ・メン』(日本題は、『トゥモロー・ワールド』)が、好きだといっていた。意外な趣味?! とてもいい感じの人なので、記念に写真を撮った。顔は、ちょっとマイケル・ムーアに似ているが、ギレルモのほうがずっと感じがいい。


               


              審査員のひとりジェレミー・アイアンズ登場。