ヴェネチア映画祭も6日が過ぎました。
今年は、『The Queen』以外にも、なんだか有名人ネタが多い。All About Celebrities が、今年の裏テーマか。

 

 トルーマン・カポーティの伝記映画『Infamous』は、10月に公開になる『カポーティ』まったく同じ時期の、つまり、「冷血」で扱った事件の取材過程を描いたもの。すでに、『カポーティ』が、アカデミー賞をとったり、先に成功しちゃっているので、ビジネス的には難しいと思うけれど、とても面白いです!ぜひ、日本でも公開して欲しいです! キラー・フィルムが製作しているだけあって、ずっとゲイ色も強いしね。
カポーティ役は、トビー・ジョーンズを演じてます。グウィネス・パルトロウ、シガニー・ウィーバー、サンドラ・ブロック、イザベラ・ロッセリーニ、ダニエル・クレイグなどオールキャスト。

今日は、ロバート・ケネディ(JFKの弟)の暗殺当日のホテルの人々を“グランドホテル形式”で描いた『BOBBY』を見ました。

 俳優のエミリオ・エステベスが監督しているだけあり、父、マーティン・シーン、昔からの俳優仲間、クリスチャン・スレーター、デミ・ムーア、シャロン・ストーン、ヘレン・ハントから、リンジー・ローハン、アシュトン・カッチャーとこちらも豪華キャスト。ケネディ兄弟に象徴される“アメリカの良心” をリマインドすることで、平和を訴えるという意図。よくも悪くも、二世俳優エミリオのお坊っちゃまらしい、優しさと真面目さとゆるさが反映された作品です。
他にも未見ですが、『The US VS JHON LENON』いうドキュメンタリーもありました。現在、日本の配給会社で争奪戦が行われているらしいです。