「ミニシアター綱渡り運営」は「本日の中日新聞朝刊に掲載された記事の表題です。名古屋本社の住記者の署名記事ですが、住記者はこの記事の取材でシネマイーラまでお越しになりました。メインの話題は富山で7年間営業をしてきた「フォルツァ総曲輪(そうかわ)」休館(実質的には閉館)がテーマです。この富山のミニシアターは”市が補助金を出して支援する”全国的にも珍しい形体で運営されて来ました。記事を読んでいただくと解りますが日本では川崎市に特例が有りますが、基本的に映画館に対する行政の支援は皆無な状況です。

9月30日・10月1日に高崎で開催された全国コミュニティシネマ会議でも設備の老朽化や経営者の高齢化、収益が出ない体質、次世代デジタル映写機の導入問題などをテーマとしたシンポジュームを持ちましたが正直結論は出ませんでした。個々の映画館の置かれた立場の違いも出ました。おそらく来年のコミュニティシネマ会議ではもっと具体的に各劇場が何をするのかが出てくると思います。この記事はぜひ深く読んで下さい。

中日新聞コラム「よもやま話」も出たので合せてアップしますね。