見ました、見ました!
映画「カイジ」が好きな人なら確実にハマれる物語。
で、公式サイトには〝待望の実写化〟とあるけど……。
果たして、どうなんでしょうか。
なにしろ原作漫画(河本ほむら)やアニメ版(演出:林祐一郎)にある狂気やエロティシズムを実写で〝魅〟せることができるのか?
いや、過去のコンテンツを見ていれば実写で〝デキル〟わけがない。
もしできるとすれば、蜷川演出経験の役者とか、そのクラス出演しかありえない。
2〜3流役者にできるわけがない。
と思えば、同ドラマは深夜枠なので、1流役者を使えるわけないし。
まぁ、結果として、アニメ版にも遠く及ばない第1話でしたね(アニメ版1話は強烈すきだ)。
★ちなみにアニメ版は、2017年個人的アニメベスト1なのですー。
初見の方は、ドラマ版もそこそこ面白いと思うはずですが。
原作の持っている狂気やエロティシズムはなしで、小学生にも見せられるレベル。
しかーし、演出の英勉氏のするどい演出がちょこちょことあるので、
ある意味で必見です。
昔のシナリオ本や演出マニュアルには書いてあったりする。
役者が使えないときはどーするのか?
「トリガール!」大ハズレでニュースにもなった監督さんですが。
※他の監督作に「ハンサム★スーツ」「高校デビュー」「貞子3D」「ヒロイン失格」「未成年だけどコドモじゃない」など。
20世紀のアイドル映画なんかも同じ演出と編集だったりするけど。
なかなか頑張っている。
万一、アニメ版を越えたら、
英勉氏、一生ついていけます。
しかし、これこそ演劇集団キャラメルボツクスでやって欲しいな。
容疑者Xとか、キャラメルはサスペンスに実は強いしな。