天草エアライン搭乗記 | 辛口Kazzy Sugaの不動産投資とこだわりの世界

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2ちゃんねるの「バリューブロガー不動産投資」でクソ大家から誹謗中傷され最高裁まで争った結果を公表しています。過去ログに名前と住所も載ってますので、特に福岡在住のMは、賃貸フェアで見かけたら指さして笑ってやって下さい♪

わずか39人乗りのボンバルディア飛行機、それもたった1機で頑張っている航空会社が九州にある。
それが熊本県の天草空港を拠点に運航する天草エアラインである。
今回は「餃子の王様」パラダイス山元さんと、3泊で餃子教室ツアーで天草まで行ってきました。
私の嫌いなJALに乗って福岡空港に到着し、そこから10分ほど歩いて第一ターミナルに移動。



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天草エアラインの小さなカウンターで搭乗手続きを済ませて、待合室で待つ事30分で小さな飛行機まで歩いてゆくのだが、何か仄々としたローカルな雰囲気は、まさに航空業界の「あまちゃん列車」の様だ。
親子イルカをイメージした機体色は、何か自然と微笑んでしまうほど可愛い機体ですね。

 

天草空港と同時に2000年に就航し現在は、福岡―天草(1日3往復)、熊本―天草(1日1往復)、熊本―大阪・伊丹(1日1往復)の3路線をたった1機で運航しているのには驚きですよね。
実際に乗ってみると、飛行機でありながら、ローカル線の列車に近い機内の雰囲気が味わえる。
とにかく客室乗務員が明るく気軽に話しかけてくれるし、記念撮影も喜んで受けてくれる。

 

シートポケットには機内誌があるのだが、100円ショップで売ってるようなバインダーに入っている。
中を捲ってゆくと真ん中付近に客室乗務員全員のプロフィール紹介があるが、独身や趣味などプライバシーをこれだけさらけ出した航空会社は世界の中で、天草エアラインだけでしょうね。
これらは全てCAさん達の手作りだそうで、観光案内もCAさんが直接取材して編集して載せるそうだ。

利用者と航空会社の距離が近いのが、非常に素晴らしい取り組みだと感じました。
プロペラなのでジェット機の様な高度を飛ばないので、地上の景色も良く見えて気持ちいいですね。
私のシートは8Dでしたが、窓側の「8E」この席は特等席で何と「かくれミッキー」ならぬ「かくれクマモン」が、離陸と着陸時に5秒間見れる笑ってしまうほど痛快な席なのです。

 

ジェット機を導入する地方の航空会社だが、天草空港の滑走路は1000mの距離しかない。
この為に天草エアラインの機体は、カナダのボンバルディア社のDHC-8-103型機を使用する。
使用機が2014年ごろには整備費が大幅に増加する時期を迎えるためATR 42-600型機を2016年に導入する予定だそうだが、イルカのデザインはこのまま使用されるそうだ。

 

2012年、天草市出身の放送作家、小山薫堂さんが企画・出演するテレビ番組にて、天草エアラインの機体を塗り替える新機体デザインを公募し、応募数269点の中から決定しました。
稼ぎ頭の「かくれクマモン」も入れる所は、流石熊本を代表するキャラクターですよね。
社員数56名でパイロット8名、客室乗務員5名は、様々な業務を兼務すると言う。

 

たとえば、空港のグランドスタッフは飛行機が出発する時間帯にはカウンター業務、到着時には預け手荷物の運搬や客への引き渡し業務、それ以外の時間帯は予約センターの電話応対などの業務を行う。
また、フライトがない客室乗務員は保安検査場業務の手伝いをするなど、日々様々な業務をこなす。

本来、保安検査は警備会社が行う事が普通だが、日本では珍しく天草空港は航空会社が担当しており、保安検査業務の資格を持つ社員が利用者の荷物をチェックする。
天草エアラインは、地上勤務員もCAもパイロットも天草を愛しているのだろう。
そんな天草の餃子ツアーの旅を紹介していきます。



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