1981年9月~12月放映。脚本:山田太一/演出:鴨下信一、井上靖央、豊原隆太郎。

山田太一さん脚本のドラマで1本挙げるとするなら、この作品になります。(当時の)結婚適齢期を迎えたOL3人の“抗い”を面白可笑しく描いた作品。

児玉清さんの鬼気迫る父親役が印象深い。娘(古手川祐子)にまとわりつく柴田恭兵にナイフを向けて「いつでも刺すっ」と凄むお姿に、どこか大根役者風だった当時の児玉さんが一皮むけた強烈な印象を残してくれた。

 

 

加藤健一さんを知ったのもこの作品。根津甚八さんの登場には笑ってしまった。

東京に来て初めてロマンスカーに乗った時の感激も、この作品のおかげです。

 

素敵なドラマの数々をありがとうございました。