№11
日付:2002/10/2
タイトル:Returner リターナー
監督・共同脚本:山崎貴
劇場名:シネプレックス8平塚シネマ1 (現シネプレックス平塚)
パンフレット:あり(\600)
評価:-
マトリックスのもろパクリなシーンとかあって、キワモノっぽい印象でしたが、いざ観てみると結構面白かった。ツボを押さえた娯楽映画だった覚えありです。
最終日21時55分の回を観賞したところ、既に売店が閉まっていてパンフを買えず。翌朝劇場に電話したら相手の女性スタッフが「昨日で終了しているのでパンフはもう販売できない」の一点張り。こちらの話を聞こうともせず、メチャ腹立った覚えあります。
2023年11月8日
NHK BSプレミアムシネマ放送(2015/10/20)分を鑑賞。
山崎貴監督第2作。人類滅亡の歴史を書き換えるために未来からやってきた少女と凄腕の裏社会の仕事人が、悪に立ち向かう痛快SFアクション。タイトル通り、いろんなものをリターンさせるお話。
小学校の図書館に置いてあったジュブナイル系のSF小説。作者も作品名も覚えていないけれど、その筋書きとワクワクしながら読み耽った記憶だけが残っている。この作品の世界観はそんな感じ。小学校の視聴覚室とかで観賞したら、ずっと心に残りそうな。
筒井康隆にターミネーターにマトリックスにE.T.にと、どこかで読んだり観たりしたようなモチーフだったりシーンだったりキャラクターだったりがふんだんに登場するにもかかわらず、それを微笑ましく受け入れる事が出来るのは、話の展開やアクション・シーンが小気味良くてちゃんと楽しめるから。岸谷五朗さんのキレたボス役も堂に入っている。時をかけると佳作が生まれるという、日本のタイム・リープ物のクオリティの高さを本作も証明しているのだ。
これまで観た山崎監督作品の中で一番好きかも。20年ぶりに観返して、改めてそう思いました。
パンフレット
「新品」と謳っている商品をヤフオクで購入したような・・・
・イントロダクション
・ストーリー
・キャラクター紹介 ミヤモト
・キャラクター紹介 ミゾグチ
・キャラクター紹介 ミリィ
・金城武インタビュー
・リターナー用語辞典
・リターナー年表
・岸谷五朗インタビュー
・対談 山崎貴監督×鈴木杏
・プロダクション・ノート
最新作「ゴジラ-1.0」でも日本のVFX第一人者としての貫禄を見せている山崎監督。20年以上前の本作でも、彼のこだわりが作品のクオリティに反映されている。「アクション=ワイヤーワークに対する、監督の不信とこだわり」という記事がとても興味深かった。あの“吊るされている”感を払拭する為に様々な工夫を講じたそうで、実際違和感は作中ほとんど感じられなかった。
・キャラクター紹介
・スタッフ・プロフィール
・主題歌 「DIG IN」(Lenny Kravitz)
・クレジット
チラシ①
チラシ②はかなりカビていて隔離