№36
日付:2022/10/30
タイトル:アムステルダム | AMSTERDAM
監督・脚本:David O. Russell
劇場名:シネプレックス平塚 screen2
パンフレット:なし!
評価:5点

 

アメリカン・ハッスル」以来、8年振りに日本で公開されたデヴィッド・O・ラッセル監督作品。クリスチャン・ベイル、ロバート・デ・ニーロといった“常連”俳優達がその存在感を遺憾なく発揮する本作。前作も"Some of this actually happened."でしたが、本作も"A Lot of This Actually Happened"だそうで、「ありえないけど、ほぼ実話」なるキャッチフレーズ付き。

 

これが実話?どこまで実話?とエンドロールを観ながら将軍の演説に見入ってしまいますが、「アメリカン・ハッスル」のファンキーでイカした舞台設定とは随分と異なっていて、C.ベイルの役どころに観ていて距離を置いてしまうのと、あまりスリリングではない話の展開に満足度はそこそこ。字幕もニュアンスがピンとこない。

 

折しも民主主義を全体主義が脅かす昨今に世に送り出された本作。ラッセル監督にそういう意図があったのかは不明ですが、タイムリーな作品ではあります。

 

 

 

本作はパンフレットの販売がないそうです。「ノマドランド」の時もそうでしたが、ウォルト・ディズニー・ジャパン系列は全国ロードショーする作品においてもパンフレットを用意する気が薄い模様。

私なんかはそれだけで観賞意欲が削がれてしまいます。

 

チラシ