№19
日付:2021/7/2
タイトル:クルエラ | CRUELLA
監督:Craig Gillespie
劇場名:シネプレックス平塚 screen2
パンフレット:あり(\880)
評価:7点

 

70年代のロンドンを舞台に、数奇な運命に翻弄される少女がその才能を開花させていくサクセス・ストーリー兼復讐劇。グラム・ロック、パンク・ムーヴメントといった不況に喘ぐ当時の英国を席巻した尖った音楽そのままのノリとセンスでファッション業界に下剋上を巻き起こすクルエラがイカしてる。エマ・ストーン、エマ・トンプソンの2大女優による因縁の対決と新旧ファッション・リーダーとしての覇権争いも見応えあった。

ディズニーは実写版も侮れませんなぁ。巷の評価が高い本作、そろそろ上映を終了しそうな時期でしたが、観ておいて良かったと感じる1本。「ゴジラvsコング」とハシゴした甲斐があった。

 

 

 

 

 

クルエラとはいかなるキャラクターだったっけと、観終わってから「101匹わんちゃん」で検索して色々思い出した。私の世代にとっては「101匹わんちゃん大行進」だった事(いつの間にか「大行進」がなくなっていた)。多分幼い頃にどこかで観てるし、絵本も読んだ覚えがある事。クルエラの狙いはダルメシアンの毛皮だった事。

当時のアニメで描かれたちんけな犬泥棒が実写版「101」ではどうキャラクターを膨らませていたのか知りませんが、本作で描かれるエステラ/クルエラはヒールどころか実に魅力的なダーティ・ヒロインだった。

 

 

手下の2人も今回は大活躍

 

小振りなパンフレットは内容もう一つ

チラシ