№19
日付:1981/5/26
タイトル:プライベイトレッスン | PRIVATE LESSONS
監督:Alan Myerson
劇場名:ピカデリー1 (閉館) 同時上映は「ガールズ」
パンフレット:あり(\400)
評価:-

 

浪人2年目を迎えたばかりの頃に観に行った本作。シルビア・クリステルなんて好きでもなんでもなかったので、同時上映目当てだったのだろうか・・・今となっては謎です。っていうか、映画観てる場合か!

 

2021年5月14日
WOWOWシネマ放送(2019/1/31)分を鑑賞。

よく見たら「プライベート」ではなく「プライベイト」だった。

「グローイング・アップ」の日本公開が1979年。そういう路線なんですかね、本作も。お金持ちの一人息子15歳の少年フィリーが、住み込みのメイドさんに性の手ほどきを受けるという何とも羨ましいお話。シルビア演じるメイドと運転手の悪だくみが作品を盛り上げる訳でもなく、これといった見所もないままエンディングを迎える。R.スチュワートやクラプトンやEW&Fといった当時の人気ミュージシャンのヒット曲が散りばめられていてオジサン的には懐かしさいっぱい。ベッド・インの描写は今となってはとてもソフトで、当時の若者たちはこんなレベルでワクワクしていたのか?と隔世の感も。ひと夏の経験ですっかり自信をつけたフィリー君が“年上キラー”に成長するラストは微笑ましかった。

 

シルビア・クリステルさんは2012年に亡くなられていたのですね。出演作を見返すと、こういった系統の作品ばかりが目立つ。もう一つ驚いたのが、なんと1993年に稲垣吾郎君主演で日本でリメイクされていた(こちらは「プライベート・レッスン」)。

フィリー役のエリック・ブラウンは当時のアメリカのTVドラマでよく見た顔立ちのような気がしたのですが、パンフレットによるとこれが映画初出演らしい。その後「黄昏」にも出演したと書いてあったが、allcinemaの出演作品には記載がない。本作出演までは子役としてCM等で活躍していたらしい。結構演技上手でした。

 

 

 

パンフレット

前売り半券も発見

いや、これはきっと鑑賞当日にチケットショップで買ったに違いない