№9

日付:1996/5/6

タイトル:Shall we ダンス?

監督・脚本:周防正行

劇場名:新宿スカラ座(閉館)

パンフレット:あり(\500)

評価:-

 

相撲に続いて社交ダンス。マイナーというかニッチな世界に飛び込んだ素人さんの奮戦記を見事な手腕で娯楽映画として結実させた、周防監督の十八番的手腕が光る佳作。いや面白かったです。

何故かこの後の作品を観に行っていない。「それでもボクはやってない」を観逃がしたのは今も後悔している。最近はあまり良い評判も聞かない。自分の目で確かめるべきなのですが、不思議と足取りが重いです。

新宿スカラ座で観た最後の作品(2007年2月8日閉館)。

 

2020年5月16日
NHK BSプレミアム「BSシネマ 山田洋二監督が選んだ日本の名作100本 家族編」での放送(2011/11/20)分を鑑賞。

役所さんに竹中さんに柄本さんといった、今も第一線で活躍する名俳優さん達が皆若い!(田口浩正さんだけあまり印象が変わらない)。“周防組”というわけでもないのでしょうが、「シコふんじゃった。」と出演者の顔触れがあまりに似通っていて、前作とのキャラのかぶり具合がどこか二番煎じ的でもあり、当時劇場で観た時に比べてもうひとつ楽しめなかった。これがどの作品も避けては通れない“経年劣化”というやつなのでしょうか・・・本作が銀幕デビューとなったうら若き草刈民代さんの台詞回しも拙さが目立つのだけれど、ラストダンスのお相手に発する"Shall we dance?"の発音は、今聴いても素敵でした♪

 

郊外に家を買ったサラリーマン一家の、ハートウォーミングなお話でもある本作は、「家族編」として山田監督がこの作品を選んだのも頷ける。

しかしながら、未だ緊急事態宣言が解かれることのない神奈川県で自主的蟄居を続ける我が家において、娘と一緒にパパが選ぶおススメの映画を楽しもうと自信を持って選んだ本作でしたが、娘は途中から居眠りを始めてしまった。残念!

 

 

 

 

パンフレット

 

チラシ①表裏

 

チラシ②表裏

 

前売り半券表裏

公開が96年1月27日で、観に行ったのが5月6日。前売り裏側の封切り劇場には新宿スカラ座の名はない。金券ショップで前売り買ったにしても、よっぽどのロングランだったのだろうか・・・