№27

日付:1983/9/13

タイトル:怪獣大戦争 キングギドラ対ゴジラ

監督:本多猪四郎

劇場名:テアトル池袋(2006/8/31閉館) 同時上映は「ゴジラ」

パンフレット:あり(\300) ※復活フェスティバルとして1種類

評価:-

 

第1作から9年後(1965年)に公開されたシリーズ5作目。ゴジラは赤塚不二夫先生が生み出したギャグのポーズを取っていた。すっかり威厳を失ったその姿は、やはり痛々しくもあった。

 

2015年5月23日 WOWOWシネマ放送(2015/5/18)分を鑑賞。

シリーズ第6作。この頃のゴジラは随分と動きが軽快。これはこれでありのような気もした。

 

前作「三大怪獣 地球最大の決戦」でゴジラ最大のライバルであるキングギドラが初登場したばかりだし、まだまだゴジラ人気は衰えていない時期の筈なのだけれど、作品作りにおける東宝の低予算志向は明らか。ゴジラが暴れ回る場所は遥か彼方の惑星だったり人気のない場所だったりと、住民への迷惑もお金も掛からない場所に限定されている。

精緻に再現された日本各地の名所が蹂躙される事で得られる迫力とカタルシス。そこに特技監督なる役割と円谷英二の存在理由があった筈なのに、この作品では既にその技量を発揮する場を奪われてしまっていた(ちなみに次作「ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘」ではこれまた南海の孤島でゴジラとエビラがキャッチボールを繰り広げていた)。

 

人間ドラマの方はというと、X星人の地球侵略計画はご愛嬌なれど、恋バナを絡ませながら大人達がまだ頑張っている。宇宙パイロット役の宝田明とニック・アダムスのやり取りも軽妙だし、沢井桂子と水野久美のお二人にも華がある。

怪獣が登場する時間が意外と少ない事も改めて認識しました。

 

ゴジラ映画の一覧はこちら

 

怪獣大戦争 キングギドラ対ゴジラ
 
怪獣大戦争 キングギドラ対ゴジラ
 
怪獣大戦争 キングギドラ対ゴジラ
 
怪獣大戦争 キングギドラ対ゴジラ

 

ゴジラ
パンフに
ゴジラ ゴジラ
チラシに
ゴジラ
前売り半券