映画の記憶・・・と記録-BATMAN BEGINS

 
№13

日付:2012/7/20

タイトル:バットマン ビギンズ | BATMAN BEGINS

監督・共同脚本:Christopher Nolan

劇場名:シネプレックス平塚 シネマ2

パンフレット:あり・中古(\700) ヤフオクで「ダークナイト」と2冊で\7,039で落札

評価:★★★

 

憧れのヒーローが時を超えてスクリーンに蘇る・・・・それを知る瞬間ってのが、ファンにとっては最も至福の時間である気がします。だって大抵はその後期待を裏切られる事になるのだから。

 

私にとっては「仮面の忍者 赤影」でしょうか。劇場予告編の中で突如報じられたそのニュースに胸躍ったものですが、作品の出来といったらいやはやもう酷いものでした。 

大事なのは「醍醐味を残す」こと。だから作品に思い入れのない監督はリメイクに手を貸しちゃダメです。だって何が醍醐味なのか判っちゃいないのだから。判ろうとしたって付け焼刃じゃ無理なんです。

 

こちらのヒーローは度々映画化もされているので、ファンにそんな感慨などないのかも。ティム・バートン監督の「バットマン」(1989年)も観たのだけれど、全然記憶に残っていない。

 

 

欧米人がかざす東洋思想ほど鬱陶しいものはないし、チベットの山奥に忍者軍団ってのも勘弁して欲しい。そんな前半の憂鬱を、ゴッサム・シティに舞い戻った後の展開が救ってくれた。

 

生身のバットマンをヒーローたらしめる数々の装備の誕生秘話。小気味良い神出鬼没振り。少々頼りなさげなブルース・ウェイン役のクリスチャン・ベイルを脇でしっかりと支えるマイケル・ケインとモーガン・フリーマンの存在感も大きい。

 

悪人を震え上がらせる恐怖のシンボルとしてはやや物足りないものの、まぁ"序章"にしてはよくやってるんじゃないのと、及第点を与えたくなりました。

 

映画の記憶・・・と記録-BATMAN BEGINS
 
映画の記憶・・・と記録-BATMAN BEGINS
 
映画の記憶・・・と記録-BATMAN BEGINS
ゲイリー・オールドマン、良い役も出来るんだ(物足りないけど)
映画の記憶・・・と記録-BATMAN BEGINS

 
映画の記憶・・・と記録-THE DARK KNIGHT

パンフは\700にしては豪華

映画の記憶・・・と記録-BATMAN BEGINS
チラシ