№1

日付:1975/1/1

タイトル:大地震 | EARTHQUAKE

監督:Mark Robson

劇場名:スカラ座

パンフレット:あり(\250)

評価:-


当時の邦題の読みは「だいじしん」。アナウンサーをしていた私の父親が「正しくは『おおじしん』だ」と言っていたのを覚えています。

所謂グランド・ホテル形式と呼ばれる作品で、当時は花盛りでした。こちらの作品は公開時「センサラウンド方式」と呼ばれる、劇場で地震を体感できるとの触れ込みの装置が取り付けられてまして、地震のシーンになるとお腹に響くような、地鳴りのような振動が椅子から伝わってきたものでした。yahoo!のレビューでrocorocoさん という方が書いてましたが、私も他の映画を観ていてこの振動が伝わってきたのを思い出しました。


この手の作品は迫力あるC.G.全盛のこの時代、最も再上映が難しいでしょうねぇ・・・

確かこの作品、地方都市福岡でも一本立ての上映でした。正月映画の目玉だったと言う事ね。


EARTHQUAKE

 

2007年12月7日

DVDを借りて再見。

そもそもこの作品のDVDがTSUTAYAに並んでいる事自体驚きです(画質も悪くない)。加えてなんとセル版が2008年1月12日に発売予定(1,500円)!アカデミー賞を1部門でも取ると(特別業績賞(視覚効果))やはり扱い違うのだろうか・・・

この時期のパニック物は、妙な味わいを感じてしまう。単に個人的ノスタルジーの産物に過ぎないのかもしれませんが。

やっぱり主役は地震。ラスト・シーンが印象に残っていたのですが、観返すと感慨もひとしおです。またウォルター・マッソーが端役で芸達者振りを披露している事に初めて気付きました。この時期既に売れっ子だった筈なのに、こんな役で出てるなんて不思議です。