『愛と誠』 | CINEMAな毎日

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相性の悪い三池コメディ。 さて結果は・・・? あり ! あり ! 


突き抜けてる作風も、“はきだめ実業”、もとい、「花園実業(高校)」のイカレ具合や汚さなどの徹底振り、他の毒々しい色合いも結構好み♪


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そして何より気に入ったのが、愛のキャラ。


宅間孝行がレシピを作り、三池崇史が調理&盛り付けをし、それを武井咲が自身でサーブする、「特薦 武井咲御膳」!


見た目は味が薄そうな“素材”だけど、噛むと驚くほど濃く、予想外の味がする~!



妻夫木君が、完成披露の時にビミョウな態度だったのも納得。 だってこれ、「武井咲主演 仮装・愛の劇場」だもん、妻夫木君は私が思うに彼女の引き立て役だワ。


愛だけでなく、他もみんなイッちゃってるから、1人クールに決めてる誠だけは浮いてる(実際には沈んでしまってる)感じ。


本人的には別にそれでいい、と言うか、どーでもいいと思ってたりして(笑)。




「純愛」とか言いながら、咲チャン演じる愛ってKYでドMな上、思い込みの激しい立派なストーカー。 そして自分の世界に浸りきり。


更に顔を殴られたり吊るされたりもする、超売れっ子アイドル女優らしからぬこの役を、演じ切った本人はもちろんのこと、出演させたオスカーが凄いと思う! 



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昭和歌謡が使われている、ゆるゆるなミュージカル・シーンもなかなか面白い。 但し、フルコーラスじゃなくてもいいのでは?


アニメ・ソングで「吠える」伊原剛も、かなりツボ。 でも折角「恋の奴隷」とつぶやいたんだから、奥村チヨのあの歌を唄って欲しかったナ^^。



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大賀誠の幼少期を演じるこども店長の、「こども番長」ぶりがまたいいっ!


そうだ、↑この画を見たことが、鑑賞の決め手になったんだった。 役者・清史郎クン、期待通りだったぜぃ!



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『ロボゲイシャ』の頃から、斎藤工クンは一体どこへ向っているのだろう^^;。


安藤サクラも、舞台となっている時代の雰囲気にピッタリで、相変わらずカラダ張ってるね~。


(ダンナさんの方も、直前に流れた『臨場』の予告で狂気の表情を。 ホント似合いの夫婦だわ。)


ただ、唯一「悲しい女」由紀を演じた子だけが、どーにも気になった・・。