『白鳥の湖』 ワールドクラシック@シネマ2011 | CINEMAな毎日

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【 公式サイト 】


先週は映画と生のバレエ公演、そして今週は映像で観る『白鳥の湖』。 昨年9月にボリショイ・バレエで上演された時の映像です。


今週の上映は名古屋のみですが、今後西に向かって順次上映されます。



『白鳥の湖』っつーと、オデットとジークフリード王子が、 「情景」 と言う曲でしっとりと儚げに踊るとこばかりがフィーチャーされがち。


でも、『白鳥の湖』は曲そのものが全部いいっ! チャイコフさんが作ったこの曲だけ聴いて、2時間半じっとしていられる自信アリ^^。 



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踊りだって、主役だけでなく群舞も華麗~。 沢山の白鳥さんたちもそれぞれ見せ場があるし、他にも色んな役でソロがあり、観ていて退屈するなんてnothing !


王子の花嫁候補たちが踊る、各国の踊り。 中でも「スペインの踊り」が好き。(今回は主役のオデットだったロシアのスター・バレリーナ、マリア・アレクサンドロワが踊っているかつての映像



オデットを白鳥にしてしまう悪魔ロットバルト役は、ボリショイ・バレエのトップ・ダンサーだとか。 確かに王子よりも存在感は上だった ! 


インタビューでは彼が、なぜハッピーエンド版があるのかを解説。 政治的な圧力がそうさせたそうです(驚 !)。


今作は悲劇で終わる、と先にお知らせがありました。



先週観たサンクトぺテルブルグ・バレエのオデット同様、このボリショイ・バレエのオデットも黒鳥のイメージの方が強いです。(32歳と言う年齢のせいもあるかも)


「黒」っぽいイメージの人は、ブリッコすればいいから割と「白」を演じやすい? 


映画『ブラック・スワン』のニナのように、繊細な「白」の雰囲気の人が「黒」を演じるのはやっぱ難しいんだろうなぁ・・。




~ 来年1月、三重県津市でこのボリショイ・バレエ『白鳥の湖』の公演があります(詳細未定)。


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その翌月には名古屋で、ハチャトゥリアン『スパルタクス』も。


浅田真央ちゃんで有名になった「仮面舞踏会」や、「剣の舞」で知られるハチャトゥリアンも、チャイコフさん同様にロシアの作曲家です。