『彼女が消えた浜辺』 | CINEMAな毎日

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【 公式サイト 】


イラン映画ですが、政治や強い宗教色の無い作品。

ミステリーっぽい感じの心理ドラマでした。



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休暇をリゾートで過ごす、友人同士の3家族とバツイチ男性1人。

その男性に紹介するため、半ば強引に連れて来た独身女性エリ。


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仲間の子供が海で溺れたのと同時に、忽然と消えてしまったエリ。

子供を救うため海へ入って行ったのか、それとも勝手に帰ってしまったのか・・・。

しかしその時になって、連れて来た本人すら「エリ」と言う名前以外何も知らないと分かる。

一体エリは何者? そしてどこへ?


カラフルなテントが並ぶ川原のキャンプ場があったり、貸し別荘、外国の高級車に持ち物はシャネル、ヴィトン。

若い富裕層?の生活は、会話の内容までもが欧米の映画と何ら変わりなし。

女性のスカーフが無ければ中東の国だとは思えないかも。



子供が溺れた辺りからの緊迫感がすごい!

みんなのパニックぶりや、罪の擦り付け合い、本音のぶつけ合いがあるかと思えば、気付いた真相を仲間に隠したり・・。

 

次々に変わる状況に「この後どうなるの !?」と、気持ち的に身を乗り出して観てしまいました。

実は謎には宗教的な事も関わっていて、それで「あぁイスラムの国だなー」と再認識!



~ 前に観たイラン映画で「酒飲むやつは犬以下だ!」と言うセリフが。

そう言えばこの映画には、仲間で集まっても酒を飲むシーンは無かったかな?

そこが欧米や日本の映画と大きく違いますね^^。