“君のポテトサラダに救われた” | ビバ★ネブラスカ生活

ビバ★ネブラスカ生活

アメリカ中西部に生息する普通の主婦の普通のレポート?!


31日の金曜日

昼過ぎに隊長から電話がありました

“トラックとトレーラーの修理が必要だから 仕事場まで迎えに来てくれないか”


もちろん こんな時

私しか彼を助ける人はいませんから

昼過ぎに家を出発し

二時間半南西の町・ヘイスティングまで迎えに行きました


結局

彼をピック出来たのは 夜の9時過ぎだった為

翌日の土曜日はハウスハントすることにして

その日はトラック泊


私は急な予定変更だったため

この日は ネブラスカ州・第三の都市・グランドアイランドで食事

アジアンレストランを発見し

久しぶりに寿司を堪能

私にすれば 決して安くないですけど

やはり 満足度は高いので

たまにはこんなことも・・・と

ありがたく 美味しく頂きました


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



世界一のスーパーマーケットで落ち合った時

“君にプレゼントがあるよ”

と渡されたのは



パラの花束


ちょっとビツクリしたんです


実は この日 隊長より先に このスーパーに着いたので

買い出しをした時の事


このお店に入ってすぐに ちょっとだけ 生花コーナーがあるんですが

そこにあったパラに 凄く引き寄せられたんです


いつもは 綺麗だなぁ~ と思うくらいなのですが

この日は 凄く引き寄せられて

バラをしばらく眺めていたんです


そのすぐあとです

隊長が私に このバラをプレゼントしてくれたのは


買ったお店は同じ系列のスーパーなんですが

彼がバラを買った場所はイリノイ州だそうで


“あぁぁ~ 夫婦って こういう繋がりがあるんだよなぁ~”


なんとなく 

花を貰った喜びだけでなく

そんな 繋がり についても

嬉しく思ったのです


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


翌日 数件の物件を外から見学

夜の九時近くに 二人で家に戻りました


当然

隊長が次に仕事に出るときは

また 私が二時間半のドライブにつきあい

彼をドロップしなければなりません


トラックとトレーラーの修理の関係で

家を出たのは3日月曜の昼前でした


この日

東海岸一帯に スノーストームが来るという事で

大幅に仕事のスケジュールが変更となり

結局

次の日・火曜日 バージニア行き か テキサス行き

二つの仕事の選択肢がありました


そして

“君も一緒に行くのはどう??” と

全く思いもかけない選択肢が与えられました


バージニアは初めての地域なので

とても行きたかったんですけど

結局 二人で話し合って

お供は見合わせることにして トラックで就寝


翌朝早く 二人は別れて

隊長はブリックを積むために南へ向かいました


この日は この地域一帯に 大きなスノーストームが近づいてて

“早く帰りなさい”


そう隊長に言われていたので

パトロールやアンティーキングも早めに切り上げて

二時ころに家に戻りました


と 

その三時間ほど後

電話が・・・・・・



“事故った”

“トラックとトレーラーが横転した”



隊長本人から電話が入りました


ビリー本人からの電話だったので

私は冷静に話しを聞くことが出来ました


後から 事故の様子の画像が送られてきて

いろいろと想いがめぐりました


この一帯でこの冬一番のスノーストームの中での事故

時速15マイル・時速20キロほどのノロノロ運転をしていたそうです


突風で視界が完全に遮断されて 

側溝に停車しようとしたら

強風のため トレーラーの積み荷(ブリック)が大きく横に傾き

トレーラーごと横転したようです


。。。。。。。。。。。。。。。。。


冷静に話は聞いたものの

さすがに すんなりとは寝れませんでした


でも

いろいろと思うことがありました


まずは・・・・

手前味噌ではありますが

うちの旦那 学校の勉強は全く出来ない人でしたが

運転に関しては 抜群のセンスを持っている人で

アメリカでは三本の指に入る 某・トラック運送会社 で

何度も月間MVP を取った人です

運転の技術や才能に関しては

かなりの腕を持つ隊長が避けられなかった今回の事故


思ったんです

彼じゃなかったら もっと酷い事故だっただろう

私が もし この旅に同行する選択をしていたら
もっと深刻な事態になっていただろう・・・と

そして

もちろん 彼が怪我なく無事であること

そして

自損事故であって 他人を巻き込むことなく

最低限の被害で済んだこと


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


彼は この日 気温-20度の中

近場のモーテルまで なんとか徒歩で辿り着いて

再び 電話をくれました



“ ありがとう! 君のポテトサラダに救われた ”


彼のアクシデントは カンサス州を通り過ぎて

ミズーリ州に入って しばらくして起きました

大都市を過ぎて間もなくの場所です


大都市でこのような事故が起これば

当然 大渋滞となる状況

もし 隣に車が走っていたら

その車は潰れていたかも知れません


本当に不運な出来事ではありましたが

ラッキーだった と私は思いました

事故は避けられないような悪天候だったのなら

被害が最小限であったことは幸いだ


これから

しばらくは弁償などで経済的には厳しくなりますが

お金はなんとかなるものです


愛する隊長が無事で本当に良かった

超楽天的な隊長も 事故直後はさすがに落ち込んでいたようですが


ちゃんと眠れたよ・・・


と言っていたので

それほど精神的なダメージも受けていない様子


こういうとき 楽天的な旦那は助かります


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


事故の前日・3日

会社のある町で足止めを食らった私たちは

この町のすぐ近くの売り物件を観に行きました

外観は全く私好みではなく ~暗い感じ~

でも

三台用のガレージは新しいし

庭も広い

何より 隊長の職場にも近いし

アメリカで一番大きな道路からも たった五分以内

ロケーションが文句なしなので

その場でエージェントに電話し 

運よく家の中も見せてもらうことが出来ました


すごーく 私好みのアンティークな内装

ほとんどパーツなども 建築当時のままのようで

この家は ちょうど築100年のアンティークだし

一目で気に入ってしまいました


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



“この家 私たちの家にしたいね~ オファーしようよ”

直感にビビビッと来た この日は

私が愛した祖母の誕生日・2月3日


そんな事を話した翌日に不運なアクシデントに見舞われた隊長


人生 本当に何があるかわかりません

眠いけど頑張って ポテトサラダを作って

隊長に持たせて 本当に良かったと思いました



落ち込んで

 極寒の中 私が作ったポテトサラダを持って

 とぼとぼと歩き

やっとの思いでモーテルに辿り着いた後

私の味で ほっとしただろうなぁ~ と思いました



いろいろな事があった数日でしたが

感謝の日々でした

。。。。。。。。。。。。。。。。。


一夜あけて 今日の朝

“ミズーリ州まで 迎えに行こうか??”

と聞きましたが待つように言われました


まだ

トラックやトレーラーの始末

ちらばった積み荷・ブリックの始末など 事故の後始末があるようで

どうなったかなぁ~ と彼からの連絡を待っている最中です


昨日夕方の同じ突風で

彼のトラックだけじゃなく

あと 二台 ほぼ同じ場所でひっくり返ったトラックがあるそうで


“風が吹けば 桶屋がもうかる” と言いますが


今日は 牽引トラックの会社は大忙しのようです

後始末もスムーズには行かないようですが

冷静に彼からの電話を待ちたいと思います


。。。。。。。。。。。。。。。。。


今日も長文 最後まで読んでいただき ありがとうございます


☆☆☆


私がこのアクシデントについて記事にしたのは
決して “大変だったんですよ~ まだまだ大変で・・”
ということではありません
ただ 私たちに起きた現実を記録しておきたい
自分の思ったことや今の気持ちを記録しておきたい
と思ったこと
何より 隊長が無事で
最小限のアクシデントで済んだことに関して
本当に感謝に思ったこと
この事を忘れないように記録したかった


隊長は精神的に本当に強い人です
怪我もなく 後始末でしばらくバタバタするだけですので
ブロ友のみなさんやフェイスブック友のみなさん
大丈夫ですから 心配しないでください

彼自身に肉体的や精神的に大きなダメージがあったなら
少なくとも このタイミングで
私はこの記事を書くことはしませんでした


だから メッセージとか 気を使わないでくださいね
私もバタバタしてて 返信も出来ないと思いますし・・・


私たちは大丈夫!
いつも 応援ありがとうございます!