息子・ビリーと実母・ペギーの悲しみ | ビバ★ネブラスカ生活

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アメリカ中西部に生息する普通の主婦の普通のレポート?!



今日 無事に義理の母・ペギーさんを送り出すことが出来ました

母の死から今日で8日目

目が開かなくなるほど泣いて泣いて

十分 悲しみました

これからは 思い出したい時に

良い思い出だけを取り出して

義理の母の事を懐かしむことにします


まずは無事に儀式が終わって ホッとしています

。。。。。。。。


でもね

 ホッとしてられないんです

ねーさん事件です!‼ なんです!

昨日 隊長が会社を首になったことが解って

私たちは もう カンカンに怒っているんです

理由がね

母が他界した事で8日間休んだから


こうゆう理由で首になるって

本当に驚きです

いつも 理解を示してくれていた直属の上司・ローリーが

丁度 隊長が休んでいる間

バケーションで居なかったことが大きかったんですけど

それにしても

あまりにも非情だと感じました

母の死だけで十分に大変な時期なのに

トラックを引き払うように言われて

なんだかいろいとおかしな事になっています

幸い

元・同僚のアンディからの誘いがあり

違う会社に履歴書を書きました

どんな会社で どうなるか

まだ解りませんけど。。

次がすぐに見つかるから まだ ましですけど


。。。。。。。。。。。。。。


四日ほど前にね

こんなことがありました

その時 私はキッチンにいたんですけど

隣のリビングにいた隊長が

いきなり 大声で号泣し始めたんです

どうしたのか??と思いました


実家に電話をしたら

義理の母の声で

“ こちら ビルとペギーです

ただいま 留守にしていますので

メッセージを残してください。。。。”


ビリーはこの母の声を聞いて

号泣したんです


そしてね 言いました

“ おれはもっと母さんに 『愛してる』 と言いたかった

もっと母さんと楽しい話がしたかったのに ”

そう言いながら しばらくのあいだ

子供のように泣きました


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


彼らの人間関係は

とっても 難しかったんです

義理の母は 昔 受けた大きな傷から

男の人がとても嫌いだったんです

この事は自分の息子であるビリー隊長に対しても

大きな影響を与えたようです


本当に悲しい事ですが

義理の母と隊長との関係は

私たちが婚約して

この地へ来るまで ずーっと 厳しかったんです


。。。。。。。。。。。。。。


ビリーは母の事を愛したかった

だけど

素直に愛すことが出来なかったんです

だから

彼らは多くの時間を離れて過ごしました

でも

隊長は経済下降の打撃を受けて

仕事が激変し 妻とは離婚し

家のローンが滞って 家も失い

彼はとうとう ネブラスカに戻る決断をした

他に選択肢がなかったからです

そして この決断後に 私たちは出会ったんです


私たちがこの地へ戻って来てから

隊長が母と喧嘩したのは 一度だけでした

それは 大きな喧嘩でしたが

私が思う以上に

早く 仲直りしました


。。。。。。。。。。。。。。。


愛情があっても

近い関係だからこそ

難しい事ってありますよね

。。。。。。。。。。。。。。


ずいぶんと遅くなってしまったけど

義理の母の最期の三年間のほとんどの時間を

共に楽しく仲良く過ごせた事は

義理の娘として 妻として

本当に幸せだったと思っています


そして 子供時代に心に大きな傷を負った母が

その事について 決して 誰にも言わず

最期まで その出来事を隠したまま逝った事は

義母の優しさだったのだろうと思うのです


。。。。。。。。。。。。。。


天国はどんなところなのか

私はまだ知りませんが

日本人とかアメリカ人とか そんな垣根もなく

私の実母と義理の母が

仲良く歓談をしててくれたら嬉しい

そんなふうに思っています


。。。。。。。。。。。。


このバタバタで

全く 戦利品の袋すら開けていません

隊長の転職が一段落したら

戦利品もぼちぼちアップする予定です

そして

メッセやコメントを貰ったブログフレンドのみなさんにも

返信させて頂きます