今日 4月9日 という日 | ビバ★ネブラスカ生活

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アメリカ中西部に生息する普通の主婦の普通のレポート?!


今回 函館に帰省している間に 気づいたことがありました


今日 4月9日は 


私が ちょうど三年前に 函館を離れた日でした


偶然とはいえ 同じ日に 今回 函館を離れ


アメリカに住む家族の元に 帰るわけですが


私の中で 感慨深いものがありました



三年前


大切だった母と愛猫・ゴンタの死から


一年たたずに


私は 愛する函館を後に アメリカへ留学しました


もう 函館いるのが 辛くて仕方がなかったのです


あの時 私を支えていたものは 母の遺言だけでした





“私になにかあったら あなたはアメリカに行きなさいね”


そして


“いつでも どこにいても

  私は あなたがどんな事に遭遇しても

     『よい方向に行くように・・・』と

       いつでも 心から願っているから

          その事を いつも 忘れないでね”





あの時 三年前


私は この言葉だけを信じて


『何かが きっと 私を待っている』


そう信じる事だけで 自分の悲しい気持ちを奮い立たせ


一人で 函館を離れました





私のブログで 何度か このことについては 触れてきましたが


祖母も 愛猫・ミツオもゴンタも そして 母も・・・


みんな 逝ってしまった私には


函館にとどまっている理由がないように感じていました



“私には もう 何もない” そんな むなしい気持ちで


逃げるように 


ただ 母の遺言を信じる気持ちを胸に


思い出が溢れる函館を後にしたのは


ちょうど 三年前だったんだなぁ~ と


なんだか 色々なことを思い出していました



出発の日も 乗る飛行機の情報も


友人たちに告げることなく


父にも 親戚にも 告げることなく


バスに乗って 空港まで一人で行き


そして 一人で 泣きながら 函館を後にしました



あれから ちょうど 三年


私には その後 


あの時には 予想もできなかった事が 次々と起こり


私の環境は 大きく変化しました



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・そして 私の心も・・・・



家族の死は いつまでも 悲しく 寂しいものではありますが


それだけではないと 今は 言えます



それは 感謝の気持ちです



愛する家族や友人の死は 時が癒してくれるものだなぁ~と


あらためて 思います



人間は どんなに 悲しく 辛い事にあっても


こうして 立ち直り 前を向いて 進むことができるんだなぁ~



三年前には その事さえ 確信することは出来ず


ただ 悲しく 寂しく むなしい気持ちで 函館を旅立ちました



自由は 必要なことで 大切なことです


それでも やはり 帰る場所があるからこそ


自由とは すばらしいものなのではないでしょうか



少なくとも 4月9日 という日に


私が実感した事は


三年前と今日とでは 大きな違いがあります



家族がある 帰る場所がある 自分の居場所がある


そして 自由がある



そんな 今の生活を 私はあらためて 愛しいと思います



そして 天国でいつも 応援してくれている


家族や愛猫たちを 日々感じています



愛犬・ロッキーと 私の体調が


日本へ帰省する二日前に 嘘のように回復したのも


きっと 天国にいる 私の大切な家族達の


応援があったからではないでしょうか



・・・・こんな時だけど 函館に戻って 楽しんできなさいね・・・



そんな思いが伝わってくる 今回の函館への帰省でした



帰ってよかった・・・


キャンセルしないでよかった・・・・



今度は 家族で 是非 函館を訪ねたいと思います




それまで


みなさん お元気で・・・



たった 一週間という短い時間ではありましたが


友人・知人 15人との 楽しい時間がありました


そして どの時間も 私にとっては


癒される 大切な時間となりました



本当に 幸せだなぁ~ 



ありがとう みなさん


また 近いうちに 今度は家族を連れて 逢いに行きますよ



それまでは ブログで 私の生活を覗いてくださいね



じゃあ パー