注意）骨格診断や顔タイプ診断に対して否定する意図はありません。
シンデレラプランニングで扱っている
88診断は22テイスト×4シーズン（PC診断）で最低でも88通りは似合うものが存在する、という7万人の統計から生まれた感性マップをベースにしています。
これは「色」や「形」「柄」「素材」といったコーディネートのバランスが対象と調和することで「似合う」という現象が生まれるという理論です。
そして、人と似合う「物」（ファッション、メイク、インテリアなど）の調和は、その人の持って生まれた気質（個性）が現れる「目」の強さ・弱さを主に分析します。
「体型」や「顔のタイプ」といった「外形」を分析するのではなく、88診断はもっと根底にあるその人の「内面」から分析するもの（目は医学的に剥き出しの大脳と言われていて、内面が最も現れるパーツ）です。
そして、その結果として体型やパーツの特徴が紐づいているケースはあります。
例えば、88診断の分析結果で「スポーティ」のテイストが出る方はタンクトップのよく似合う細身の筋肉質な体型の方が多く、ゴツくない程度で肩幅がちゃんとあることが多い、などです。
そもそも骨格診断というのは人の体型を3つに大きくタイプ分けして「着痩せ」することを「似合う」と表現する技術です。
顔タイプというのは顔のタイプ的にどんなファッションが似合うのかという技術です。
88診断はその人が「がんばったオシャレ」や「がっつりメイク」をしなくても無理なく自然と垢抜けた印象になる現象を「似合う」と定義しています。
そのために内面と外面の調和が重要となります。
なぜなら商品のパッケージと中身を揃えるように外見と中身のバランスが取れると向き合う人に安心感を与えたり、自分自身も取り繕わず自然でいられるからです。
そして内面が最も現れるパーツが目であり、これと服（コーディネート）が調和すると体型の粗、コンプレックスが目立たなくなり自然と綺麗に見えるのです。
↓「ダンディ」がメイン、「トラディショナル」がサブの女性（上）と「エレガント」がメインで「ナチュラル」がサブの女性（下）
いずれの技術も88診断とまた違った研究や成果から生まれ多くの方が学び扱っているので、それぞれに良さがあると思います。
こういった技術に正しいというものはありません。ただ「同じファッション系の診断と言っても全く違う技術である」ということだけ、伝えたいなと思いました。
ちなみにシンデレラプランニングでは、過去にこれらの診断を受けた方の診断結果を考慮してどうにか両立させられないかと悩んだことがあります。
ですが、物理的に不可能でした。
例えば骨格診断で「ウェーブ」と出る方でも88診断では「ハードモダン」というテイストで、結果的にウェーブのファッションだと曲線が女っぽすぎてしまい、ハードモダンのステンレスのような鋭く先鋭的なカッコよさと真逆で、表現が全く異なる等のケースが多々ありました。
そもそも最低でも22で分析提案しているものを全く違う視点で3つや11に分けて提案など、出来るはずがないのです。
なので、たまに「骨格診断ではストレートです」と、予約の際に添えてくださる方がいますが、「骨格診断は一切取り扱っておりません」と前もって案内しています。
骨格診断などの結果を前提とせず、加味せずにパーソナルカラーと88診断で分析・提案しています。あとはスタイリングによる着痩せのテクニック、メイクアップアーティストの知見など現場の経験やノウハウを織り交ぜながら、です。
88診断は他の診断系と比べて知名度が低いと思います。
これは協会ビジネスとして多くの人が短期間で学べる仕組みにしていないこと、シンデレラプランニングにおいて「現場至上主義」を掲げていることが理由です。
88診断の資格を持つ人を増やしたいんじゃなく、88診断を扱い現場に立てる人を増やしたいのです。
そうなると学んで習得するのに最短で1年なので、拡大はなかなか難しいです。参考// 88スクール
でも結果的にその難しさゆえに評価される技術であることが魅力だと思います。
圧倒的に垢抜けるメイクレッスンが良い例ですね。
88診断を学んだコーディネーターとメイクアップアーティストが1から作り上げた評価です。
言葉だけで「年間何千人が受ける」など宣伝することはできますが、この受講者数や満足度、並ぶレビューの数こそ、揺るがない偽りのない実績だと思っています(^^)
これ以外にも、世の中には沢山の技術があり、これからも沢山生まれると思います。
そして、学ぶ人それぞれに考えもあり、何をもって「似合う」とするかも受け手のお客様によって異なります。
88診断の理念、提供出来ること（内面と外面の調和、それによって自己肯定感が上がったり、自分らしい美しさが見つかること）を良いと感じる方とこの先もご縁があれば幸いです。
また、色んな診断を受けてそこから自分にとってのベストを選択したい方は、88診断を受けるときは「過去のパーソナル診断の結果は一度、横に置いて」受けていただけると、受け入れやすいかな、とも思います。