韓国ドラマ「産後養生院」 | 韓ドラ好き集まれ\(^o^)/

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イトル:「産後養生院」(原題:「산후조리원」)

放送年2020年
 
話数:全8話

ジャンル:コメディ、出産

ャスト:オム・ジウォン、ユン・バク、パク・ハソン、チェ・リ、ハ・ギョンフン、チョン・ヘジンetc...

評価:★★☆☆☆



〈あらすじ〉
アラフォーのキャリアウーマン オ・ヒョンジン(オム・ジウォン)は、出産をして産後養生院(出産後のケアを受ける施設)に入院する。


そこでは、双子の男の子を母乳で育て上げ、第3子を出産して入院しているチョ・ウンジョン(パク・ハソン)を頂点とする「母親のカースト制度」があった。


仕事では優等生だが、母親としては全くの劣等生であるヒョンジンは、悪戦苦闘の毎日。


自分を犠牲にしてでも赤ちゃんを優先させるのが正義だとされている養生院に、ある日、今どきの若母イ・ルダ(チェ・リ)が入院して来る。


ルダの常識外れな行動に養生院は騒然となりーー?!



〈感想〉
完全に出産後の女性のみにフォーカスされたフェミニズムドラマでした!



こんなにフェミニズム色が濃いと、同じ女性の私でも共感しがたいというか、すごく異色なドラマだなと感じてしまいました。



コミカルな演出と、全8話という短さだったから普通に楽しくは見られたけれど。



「養生院」というのは、出産後に産婦と赤ちゃんが入院して(大体2週間くらい?)至れり尽くせりのケアをしてもらえる施設のことです。


日本にはない文化ですよね?(私が知らんだけか?)


まあ日本では出産した病院でそういうことやってもらえますもんね、何も問題なければ5日くらいで退院されられるけども。(え、韓国って病院ではやってくれないのかな?;;;)




主人公ヒョンジンを演じたのは、オム・ジウォン。

キャリアと育児のどちらを選ぶかという、働く女性が必ず陥る葛藤にさいなまれるヒョンジン。


もちろん、両立している女性もたくさんいると思うけど、ヒョンジンの場合はバリバリのキャリアウーマンで、仕事を選んだ場合、両立というよりも仕事の比重がかなり大きくなってしまうのが問題でした。ほんと、どうしたらいいんだろうね?💦


仕事は完璧にこなすけど、育児の知識はゼロというヒョンジンがオム・ジウォンのイメージにピッタリはまっていました!




ヒョンジンの夫キム・ドユン役はユン・バク。

出産後、神経質になっている妻ヒョンジンの一挙手一投足に振り回されるドユン。


このドラマに出て来た夫の多くは「妻の出産にあたふたするしかないやつ」みたいに滑稽に描かれていて、そんなやつばっかりじゃないだろう(と、思いたい)と突っ込みたくなるほどでした。


それにしてもユン・バクは今回のドラマでかなり体を張っていました。
モヒカンにしたり、

ハゲ頭になったりw




養生院のカーストのトップ ウンジョンを演じたのはパク・ハソン。
(この何とも言えない小憎たらしい表情がウンジョンのキャラにピッタリだったw)


表向きは「子どもの幸せは私の幸せ」って感じで幸せそうなんだけど、自分を犠牲にしすぎてしまって実は育児に疲弊しているという、これも育児をしている女性にありそうな悩み。


パク・ハソン自身も俳優リュ・スヨンと結婚後、出産して一児の母なので、母親役が合っていました。(むしろもう母親役しかできんか?)




破天荒な若い母親イ・ルダ役はチェ・リ。(名前かわいいな)

子どもを産んでもお洒落したい、お酒も飲みたい、子どもばかりじゃなくて自分も大切にしたいという、今どき(?)の感覚を持った女性。


当たり前のような主張だけど、きっと現実はそれが難しいんだろうな。


チェ・リは初めましての女優さんだけど、小生意気なルダのキャラによく合っていました。(誉め言葉)




それから、養生院の奥様たちの唯一のオアシス "ハッピーメン"役はハ・ギョンフン。

宅配便「ハッピーデリバリー」の宅配員で、笑顔がとっても素敵♡


ハ・ギョンフンも初めましての俳優さんだな。




特別出演で、


チョン・サンフンや、



チャ・テヒョンなど。



確かに出産や育児について色々考えさせられる内容ではあるんだけど、それこそ出産や育児なんて各家庭で環境も事情も状況も違うんだから、何が正しいとかもなくて、落としどころが難しいテーマだなと思います。



特に私は独身で出産経験もないからほとんど共感できるところのないドラマだったけど、経験のある方には共感できて楽しめるドラマなのかも?