放送年:2020年
話数:全16話
ジャンル:不倫、夫婦、復讐
キャスト:キム・ヒエ、パク・ヘジュン、ハン・ソヒ、キム・ヨンミン、シム・ウヌ、イ・ハクジュ、イ・ムセン、チョン・ジンソetc...
評価:★★★★★
〈あらすじ〉
家庭医学専門医チ・ソヌ(キム・ヒエ)は、映画制作会社代表の夫イ・テオ(パク・ヘジュン)と学生の息子イ・ジュニョン(チョン・ジンソ)に囲まれ、幸せに満ちた生活を送っていた。
誰もが羨むような完璧な家族だと信じて疑わなかったソヌだが、テオのポケットからリップスティックを見つけた日から、女性の陰を感じるようになる。
最初は小さな気がかりに過ぎなかったが、日に日にテオへの不信感を募らせたソヌは、自らの患者で彼氏からDVを受けているミン・ヒョンソ(シム・ウヌ)にテオの浮気調査を依頼する。
そして、テオの誕生日パーティーの日、ソヌは驚愕の事実を知ることになる。
〈感想〉
イギリスのドラマ「女医フォスター 夫の情事、私の決断」のリメイクで、最終回で視聴率28.4%を叩き出し、韓国で超~話題になったドラマです。
初回は視聴率僅か6.3%だったにも関わらず、次にどんな展開になるのか目が離せないというスリリングで過激なストーリーで視聴率は右肩上がりに。
1~6話までR19(日本でいうところのR18指定)だったのが、7~8話でなぜかR15に変更されたんだけど、未成年が見るにはあまりにも暴力的で過激するという視聴者からの抗議を受けて、9~16話まで再びR19になった、というエピソードからもこのドラマへの関心の高さと内容の過激さが伺えると思います。
主人公ソヌは一見上品で知的でクールだけど、心の中には炎のように強烈な感情と負けん気を秘めている女性。
キム・ヒエ以外のソヌは考えられないというくらいソヌの感情を完璧に表現しきって、キム・ヒエの演技力はこのドラマで高く評価されました。
ソヌの夫テオ役には、今まで脇役ばかりで鳴かず飛ばずだったパク・ヘジュンが大抜擢。
普通、無名の俳優がいきなり大きな役で出演していたら、演技云々でなくとにかく「……誰っ?!」っていうのが気になって役に入り込めなくて集中して見れないんだけど(私だけかな?)、パク・ヘジュンは、不倫が発覚して「愛は罪じゃないじゃないか!」と逆ギレしたという超~スレギ(ゴミ)なテオ役にぴったりハマっていました。(褒め言葉よ)
ソヌとテオの息子ジュニョン役のチョン・ジンソ君、かわいかった♡
なんと現在14歳(2006年生)の中学生!
ドラマでは高校生かと思うほどの大人っぽさ&セクシーさが醸し出されていました
2012年にデビューで子役歴8年目だからもうベテランだな!
残念なことに、ドラマ放送中に、過去に友達とのSNS上の会話で暴言を吐いていたということがニュースになっていました。
キム・ヒエと並ぶほどの存在感で、このドラマで超大ブレイクを果たしたのがテオの不倫相手ダギョン役を演じたハン・ソヒ。
ダギョンは稀代の悪女として、女性視聴者の怒りと反感を買いまくっていました。
ハン・ソヒも、ドラマ放送中に、過去にタトゥーやタバコの写真をSNSにあげていたことがニュースになっていました。
それから、サブキャラクターたちも捨て駒が一つもないくらいみんなそれぞれの役を完璧に自分のものにしてた!
ソヌの患者ヒョンソ役を演じたシム・ウヌやヒョンソの彼氏インギュ役を演じたイ・ハクジュもこのドラマでブレイク。
このドラマで唯一ときめきを与えてくれるのは、イ・ムセン演じるソヌの同僚で神経精神科医キム・ユンギ先生のみ。
とにかく展開が早くて、全く飽きないストーリー!
ただの不倫ドラマとはひと味も二味も違うので、まず見てみることをおすすめします!!