タイトル：「君も人間か？」（原題：「너도 인간이니?」）
放送年：2018年
話数：全16話
ジャンル：AIヒューマンロマンスドラマ
キャスト：ソ・ガンジュン、コン・スンヨン、イ・ジュニョクetc...
評価：★★☆☆☆
〈あらすじ〉
PKグループ会長ナム・コンホ（パク・ヨンギュ）は、息子ジョンウの死後、孫のシンを後継者として育てるため、ジョンウの妻でありシンの母親オ・ロラ（キム・ソンニョン）からまだ幼いシンを取り上げてしまう。
人工知能ロボット研究者であるロラは息子を思う寂しさのあまり、幼い息子とそっくりの人工知能ロボット ナム・シンⅠを作り上げる。
シンの成長に合わせ青年期のナムシンⅡも作り、現在は成年期のナム・シンⅢ（ソ・ガンジュン）と共にチェコで暮らしていた。
一方、幼い頃に母親と引き離され、冷徹な祖父の元で育てられたシン（ソ・ガンジュン）は、母親の愛情を知らない孤独から、冷徹で野蛮な人間に成長してしまい、騒動ばかり起こしていた。
ある日、ロラを探すためにチェコに渡ったシンだが、何者かに命を狙われ、逃げる途中で事故に遭い、意識不明の状態に陥ってしまう。
シンのPKグループ後継者としての地位が危うくなることを恐れたロラは、シンが目覚めるまで代わりにナム・シンⅢをPKグループに送り込むことにする。
ナム・シンⅢが人工知能ロボットであることを隠すために、ひょんなことから熱血警備員カン・ソボン（コン・スンヨン）がボディーガードとして雇われることになるが、情に深く、温かい心を持つソボンと行動を共にするうち、次第に人工知能ロボットのナム・シンⅢに本物の人間のような感情が芽生え始めてーー？！
〈感想〉
ナム・シンⅢは人間以上に純粋で温かい心（と言っていいのだろうか？）を持っていて、でも所詮はロボットであるが故の寂しさ、儚さのようなものもあり、とても魅力的なキャラクターに仕上がっていましたが、人間ナム・シンの方はあまりにも良いところがなさすぎて、ストーリーの過程でもうちょっと人間ナム・シンにフォーカスを当ててあげればもっと深いストーリーになるのにな、と思いました。
でもソ・ガンジュンは、人工知能ロボット ナム・シンⅢと人間ナム・シンの二役をうまく演じ分けていたと思います！
私的には人工知能ロボットと人間の恋愛に違和感を感じてナムシンⅢとソボンの恋愛にあまりハマれなかったし、一応ハッピーエンドではあるけど、始めから最後までなんか辛気臭くて、見ていて全然ハッピーな気持ちになれないドラマでした。