続きを書きます。

 

前回の記事はこちらです。

 

 

ブルターニュはかなり魅力的な地域であることがわかっています。

今回はちょっと視点を変えた話になります。

ブルターニュという単語だけ聞くといまいちピンとこないかもしれませんが、塩パン、塩バターパンと聞くとどうでしょうか。

私のブログでも塩パンネタは何度か自己受容の例として紹介させていただきました。

 

 

 

 

一時流行りましたね。2015年にブームになった塩パンや塩バターロール、塩バターパン、スーパーやコンビニ、パン屋で一度くらいは目にしたことがあるという方も多いのではないでしょうか。その時は私も糖質中毒だったので何度も買って食べてました。

 

 

糖質中毒時代のブログ記事もありますが、敢えて消さないでいます。こういう私もいたのだなという過去の記録として残しているだけにすぎません。もちろんこのような悪い習慣に戻ろうとは思いませんし、体が受け付けません。

 

塩パンの発祥は愛媛県のとある小さな一軒のベーカリーですが、塩パン誕生のきっかけは、夏になるとパンの売り上げが落ちこみがちなことに悩んでいた社長に息子さんが、「フランスパンに塩をふったものが流行っている」と伝え、それにヒントを得て生み出されました。

夏はほかの季節に比べて発汗量が増えるため、塩分を多めに補給する必要がある。また、実際に味覚もほかの時期より、しょっぱさを感じるものが好まれやすいことから、夏向け商品としての塩パンは爆発的ヒットすることになりました。

これに刺激を受けたほかのベーカリーからも、続々と「塩パン」が発売されました。

 

多くのベーカリーで「塩パン」が製造されるようになると、競争になり使用される塩も三者三様になってきました。ベーカリーで使用される塩パンの塩は岩塩が多いのですが、その産地は様々ある中で、フランス産の「ロレーヌ岩塩」が多いのだそうです。ロレーヌ岩塩は大手菓子メーカーの菓子にも使用されているほどです。

 

キャラメルコーンにはロレーヌ岩塩と人工甘味料スクラロースが入っております。

「ロレーヌ岩塩 お菓子」でググっただけで大量に出てきました。ヤバいですね。

 

 

 

 

塩パンの話に戻るんですけど、岩塩だけではなく、海水塩をトッピングしているところもありました。一番人気はフランス産の「ゲランドの塩」です。

フランスで修業した職人さんのいるベーカリーでは普段使いされていることが多い塩で、製菓にもよく使用されている、いわば職人御用達の塩だそうです。

 

「ゲランドの塩」は日本では、2003年に大流行したアンリ・ル・ルーの「塩生キャラメル」に使用されたことに端を発して、一般消費者にも広く認知されるようになりました。

この「ゲランドの塩」、フランスのどこかというと

 

 

ブルターニュです!!!

 

 

 

「ゲランドの塩」はゲランドという地域で、パリュディエと呼ばれる資格を持った塩職人の手で丹精込めて作られる完全天日塩です。環境汚染のないように周囲の環境保護にも力をいれながら、使用する器具なども伝統的なものを踏襲するなどし、昔ながらの製法を頑なに守り抜いているのだそうです。

 

 

塩田に引き入れられた海水は、塩職人の手によって区画ごとに管理され、太陽と風の力だけで濃縮・結晶を行うらしいです。パンを焼く時の水分で溶けやすいため、粒感はあまり残りませんが、表面になじんだその美味しさをしっかりと感じることができるのだとか。

 

ベーカリー業界で大ブームとなった「塩パン」は、「トッピングする塩にもこだわる」という第2段階へ発展するにあたってこうしたフランス産の塩を利用することで商品価値を高めたのです。

 

残念ながらフランス産の製品は脳内麻薬となります。

せめてブルターニュが独立していたらね…。

ちなみにゲランドの塩が使われているお菓子は多々ありますが、特に目に留まったのがこちらです。

 

 

もぐナビで3年連続クッキー部門第一位に輝き殿堂入りとなりました。

その理由はお察しのとおりです。

試しに口コミした人たちに同調して検証してみましたが、

 

全ての人から脳内麻薬が出ておりました!!

 

いくらなんでもこれはヤバいですね…

口コミには普段お菓子を食べない人もこれはハマるとかあったんですけど、それはズバリ脳内麻薬です。

脳内麻薬で売り上げ伸ばしてきたんですね、菓子業界もパン業界も。

ブルターニュは発酵バターでも有名です。

料理界の東大、辻調理師専門学校でもブルターニュ産発酵バターは絶賛されています。

 

 

ゲランドの塩、ブルターニュ産発酵バター使用となれば確信犯では…?

 

そしてまたキャラメルコーン、私は甘すぎてこんなお菓子は食べられませんが過去にこのような商品を出していました。

 

この商品の白い方ですが、人工甘味料アドバンテームが使われておりました。

 

 

さて「ゲランドの塩」ですが、その歴史においても一目置かれる存在でした。

この塩一粒一粒こそが誇り高きブルトン人の珠玉の結晶でもあったのです。

 

 

そのゲランドの塩が世界のあちこちでインチキ自己肯定のツールと利用されることになってしまいました。

 

続きます。

 

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