女性の依存心が強いことは、現代の社会ではとても生きづらいものになってしまいました。一人で行動ができない、何かの後ろ盾ありきじゃないと前に進むことも怖い、女はそこまでやる必要がない。これこそが洗脳でした。

 

 

続きを書きたいと思います。

 

前回はこちらです。

 

 

とある苫米地式認定コーチ(インチキ)はこのように言っていました。

正直、この人の言っていることの抽象度が低いのでこの人のコーチングはとても不安ですね。ちっとも男尊女卑洗脳が解けておりません。これでコーチング料金200万以上取っているとかあり得ないです。

思うところがあるので書きました。

女性が成功を恐れる、自立を恐れることについて誰も言及しようとしないのが恐ろしいです。

コレット・ダウリング著『シンデレラ・コンプレックス』には次のように書いています。

 

 

引用します。

ショッキングなことに、この二十年間ほど、状況はほとんど変わっていない。女の子の社会化のされかたは、相変わらず、心理的自立をめぐる苦悶にみちた葛藤を予定させるものだ。この心理的自立があってこそ、女は自由に跳躍し、良い環境に身を置けるのだが。

 

依存訓練・自立訓練

母親としての自分はまったく違ったふうにやっている、とわたしたちは考えたがる―自分の娘こそ、自分が被った差別と過保護の影響に苦しむことはない、と。しかし調査が明らかにするところによれば、今日の子供たちの大部分が、あなたやわたしが教えられたのと同じ種類の、人為的役割分化のなかに閉じ込められている。

 

男の優位―――そしてそれに対する女の加担――これは、保育園の園児たちから、じかに観察できる。

 

おまえはママと赤ちゃんとここにいるんだぞ。ぼくは釣りに行ってくるからな」小さなジェラルドがちょこちょこ駆け出しながら小さなジュディにいう。

「あたしも行きたい」ジュディがいい、彼のあとを追う。

ジェラルドはふりむき、繰り返す。「だめだ、おまえはママと赤ちゃんのところにいるんだ!」

「だってあたしも釣りに行きたい!」ジュディがわめく。

「だめだったら」ジェラルドは強硬にいう。

「そのかわり、帰ったら中国料理食べに連れてってやるからな」

このふたりの四歳児のあいだに展開された光景は、ローラ・カーパーが勤め先の保育園のプレイルームを監督中に観察したもので、最近、ハーパーズ誌に発表された。

「ほかにもよく見かける光景にこんなのがある」と彼女は書く。「三、四人の男の子がプレイキッチンのプレイテーブルのまわりに腰かける。すると彼らは、「おい、コーヒーをくれ!」だの『ベーコン・エッグ!』だの『トーストもう一枚!」だのと命令を発し、女の子がレンジとテーブルのあいだをあわただしく行き来しながら、料理と給仕をする。このひとつのシーンにおいては、男の子たちはつぎからつぎへとコーヒーを要求するばかりで自分では一切何もせず、他方この女の子は、ひっちゃかめっちゃかになって駆けずりまわっていたわけである。彼女はもうコーヒーはないと宣言することにより、ようやくその場の支配を手にする。明らかに彼女は、自分がテーブルについて男の子の誰かにコーヒーを要求するというようなことは、考えもしなかったのだ」

 

この保育園の女の子たちは昔ながらの取引を行動化しているー守ってもらうかわりに主人に仕える。ケースワーカー、カウンセラー、また若い女性とともに研究したり若い女性を研究対象とする専門家たちも、相も変わらず存在するシンデレラ・コンプレックスを嘆くようになってきた――誰かが面倒をみてくれるだろうという女の子の思い込み。「女性の役割にじっくり焦点を合わせてみれば、おとなになるための若い女の子の準備の仕方は、これまでまずほとんど変わってきていない」ガールズ・クラブ・オブ・アメリカの理事であるイーディス・フェルプスは最近の同団体の会議でこう述べた。「彼女たちの準備は、依然として、悪くすれば破滅的よくても山ほどの葛藤があるばかりです」

ミシガン大学で思春期児童の研究を行なった心理学者のエリザベス・ダウヴァンによれば、女の子は十八歳に達するまでのあいだ(ときにはもっとあとまで)、自立に向かって踏み込もうとする姿勢がまったくといっていいほどなく、反逆をもって権力に立ち向かう気もなく、「自立した信念とコントロールを形成し保持する権利」を強いて求めない。これらすべての面で、彼女たちは男の子と違っている。

 

このデータによれば、女性の依存は年齢とともに度を増していく。

このデータがもうひとつずばりと示しているのは、女の子はごく幼い時期から依存状態にはいるよう訓練され、男の子はそこから出るよう訓練されているということだ。

これヤバいですね。誰かが何かやってくれるという思い込み。こんなものを女性が皆持っていたとしたら自立心が損なわれますね。

ピンチになったらすぐ、「ドラえもぅん」と泣きつくのび太ですか。

自分がやるべきところを他人に任せてしまうって、結局自分が成長するチャンスを失うということなのです。

未だに「女性は守られる存在」だと思っているのでしょう。それも洗脳ですね。これは男性にもあると思います。

鋭いところを突いているツイートがありました。

 

 

結局幼少期の子育ての洗脳ってことです。「男は女を守るべき」とか。これも女性の自立心を奪いますよね。それに期待(邪気発生源)していたのと違うと承認欲求をぶつけてしまったり。

じゃあ何?「女性が男性を守ればいいの?」とか直ぐ極端な発想を持つのもどうかと思いますが。イメージを変えるために、女性が男性を守るアニメとか映画とかもありますけど、そうじゃなくて自分の事は自分で始末するという教育をした方がいいのかなと思うのです。

 

依存心の強い女性に対し、もし守ってくれる存在がいなかったらどうするの?と冗談まじりで尋ねると最悪な言葉が結構な確率で返ってきます。

 

もう死ぬしかない

 

女性の自殺が増えているのも、女性の心の根底に巣くう依存心の影響ではないかと思うんですね。大いに関係があると思えてなりません。

景気が悪くなると女性の婚活者が増えるのもまさに依存心の表れなのです。

 

 

社会情勢が悪い、雇用で女性はすでに不利。確かにそれもあるかもしれません。

でもそのような状況でも、広い視野を持って解決策を見つけることが必要なのです。そういう時こそ抽象度を上げていく必要があります。

これから先、ほとんどの人が💉を複数回打っており、どんどん人が亡くなってしまうことが考えられるので、誰かが何かやってくれる守ってくれるはずと未だに思っているとしたらそれではやっていけません。

 

私たち、特に女性たちは自立しなくてはいけません。これからは自立する時代です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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