引き続きドクダミを話題にします。

ドクダミはどこでも生えており、庭の景観を邪魔したりそんな印象かもしれませんが、超万能な野草でもあります。

漢方では「十薬」とも呼ばれています。

どこにでも生えているからこそ、身近なお宝です。

 

 

 

繁殖力が強く、雨が降っていなくてもぐんぐん育ち、直ぐに伸びていきます。ドクダミもスギナのように地下茎です。基本的に地下茎の植物は強健です。

昨日、蕾を摘んだばかりなのにまた新たに蕾をつけるほど。本当にパワフルです。

 

今回作るのはドクダミ酒です。これはずっと作りたかったものでした。ドクダミの汁を搾って作ります。今が最もドクダミの水分が多く含まれている時期で、花が咲いてしまうと途端に水分が激減して汁が出なくなってしまうのです。

だから本当に今がチャンスでした。時間を捻出してでも作りたかったです。

ちなみに、開花期はドクダミのフラボノイドが最大になるので、ドクダミ茶などの利用にはいいと思います。

 

 

作り方は『野山の野草』に載っています。

 

 

庭のドクダミ、もう山ほどあります。除草剤をかけられないところに生えているものをたくさん摘みました。

 

1㎝くらいに刻みます。

 

 

これはまだ途中の段階ですね。実際の量はボウル山盛り2杯分くらいの量になりました。

 

 

これを、フードプロセッサーでみじん切りにして、手搾りします。

この作業に結構手間がかかりました。ジューサーもあるんですけど、ドクダミとジューサーは相性良くなかったみたいで、結局フードプロセッサーで細かく刻んでふきんで手搾りが一番早かったです。

 

ホワイトリカーにつけて作る方法もあるそうですが、紹介するのはちょっと違いますね。イーストとドクダミに含まれる天然酵母で発酵させて作ります。

搾ったドクダミ汁に蜂蜜を入れます。比率は蜂蜜:ドクダミ汁=1:5くらいです。イースト菌を小さじ1杯くらい入れます。

 

大体、全体量は800mlくらいになったかなと思います。発酵を進ませるために蓋はきっちり締めず、布をかぶせる感じです。

 


 

この段階だと濃い緑色で濁ってます。

室温で2~3ヶ月程度置きます。発酵すると色が変わり、透明な琥珀色になるそうです。あのドクダミ臭さは消え去り、りんごのお酒のようなフルーティーな味になるそうです。

飲む量は、一口程度でいいそうです。

 

効能としては、デトックス作用、美肌、免疫力向上、糖尿病、便秘、高血圧、動脈硬化、脳卒中、アレルギー疾患、免疫力向上等々。また強壮剤として優れており、中高年男性が青春を取り戻すためにお勧めだそうです。『野山の野草』の本には、

 

「療養型病院ですすめて回ったら、食欲もなくて車いす生活だった老人たちがみんな歩き始めちゃって、病院に怒られました。要介護認定が下がって、病院の経営が傾いたんですね。」

と書かれていました。もしこれが本当だったらすごいことですね。

ドクダミ酒の効能を大々的に広めた人が村上光太郎名誉教授です。

 

ドクダミ酒でドクダミの生葉、乾燥葉のすべての薬効を一度に得ることができるのだそうです。「80代の寝たきりの男性にすすめたところ、起きて歩けるようになった」という逸話もあります。また、ドクダミの薬効やドクダミ酒の味を一度知ってしまうと、庭に生えている厄介なドクダミを逆に保護したくなる気持ちになってしまい、成長が待ち遠しいと思う人までいるそうです。私も保護したいです(笑)美味しくて体に良いのであれば言うことなしですね。

 

ドクダミ酒は、市販ではドクダミワイン、ドクダミハニーという名で販売されていますが、高価です。720mlで2000~3000円はしていたと思います。やっぱり手間かかるから、そうなっちゃうんだと思います。

完成が楽しみですね。

ドクダミで驚異的な効果が出るのであれば💉を打っている人が何人もいる家族がいる身としては是非とも飲んでもらいたいなと思っています。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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