珈琲の香りと紫烟の中で・・・・・
バルジ大作戦   1965年



 ノルマンディー上陸作戦から五ヶ月後。破竹の快進撃を続ける連合軍は、ナチスドイツの崩壊は時間の問題だと考えていた。しかし当のドイツ軍は、起死回生の奥の手を用意していた。無敵の新鋭戦闘機部隊で空を埋め尽くすまでの時間を稼ぐため、猛攻撃に打って出たのである。これが”バルジの戦い”である。


 『史上最大の作戦』で米・英・独・仏から選ばれた四人の監督の一人として、イギリス軍のシークエンスを担当したベテラン、ケン・アナキン監督が、第二次大戦の最終段階でドイツの運命を決した「アルデンの大反撃」(バルジ大作戦)の一部始終を極力史実に忠実に映画化したのが本作です。

 出演者は、ヘンリー・フォンダ、ロバート・ライアン、ロバート・ショウ、ダナ・アンドリュース、タイ・ハーディン、ジェームス・マッカーサー、テリー・サバラス、チャールズ・ブロンソン、ジョージ・モンゴメリーと、壮観の男優陣が揃いました。


 最初、TV放映されたのを観ましたが2時間枠での放送だったのでカットが物凄く、話のつじつまが合わないなぁと思いながら観てました。そして今度は、ビデオテープ『バルジ大作戦 ロングバージョン』というのを買って観ました。これは2時間半くらいの長さで収録されてたのですが、しかし、今度はTV放送時にはあった部分がカットされていてガッカリしました。そして完全版のDVDが発売され、ようやく話のつじつまが合いました。

 本編169分という長さを2時間枠(正味90分)で放送するのもすごいですが、『バルジ大作戦 ロングバージョン』として訳の解らないバージョンを売り出した事は腹が立ちました。まだ実家にこのテープは眠ってます。


 それはさておき、やはりロバート・ショウは巧いですね。イギリス人のロバート・ショウが見事にドイツ軍人ヘスラー大佐を演じています。また、『ゴッドファーザー』で悪徳警官を演じ、マイケル(アル・パチーノ)に撃ち殺されるロバート・ライアンがアメリカ軍の将軍役とは。

 

 戦争映画では、以前記事を書いた『眼下の敵』 と共に、大好きな作品です。



珈琲の香りと紫烟の中で・・・・・

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珈琲の香りと紫烟の中で・・・・・

珈琲の香りと紫烟の中で・・・・・

珈琲の香りと紫烟の中で・・・・・

珈琲の香りと紫烟の中で・・・・・

珈琲の香りと紫烟の中で・・・・・

珈琲の香りと紫烟の中で・・・・・


珈琲の香りと紫烟の中で・・・・・
パンフレット  初版??


珈琲の香りと紫烟の中で・・・・・
パンフレット  リバイバル