珈琲の香りと紫烟の中で・・・・・
海底2万マイル  1954年



DVD解説より

 世界中のあちこちの海で、軍艦や船の沈没事件が続発した。いったい、何者のしわざなのか・・!

 空想科学小説の始祖ジュール・ベルヌが潜水艦の出現を予言した代表傑作をディズニーが映像化。争いごとの多い地上世界を捨て、海中に理想郷を求めた天才ネモ艦長が、科学の粋を集めて作り上げた超巨大潜水艦ノーチラス号の驚異を、名匠リチャード・フライシャー監督がサスペンスフルに描きます。中でも圧巻は、ノーチラス号と巨大イカのすさまじい戦い。

 アカデミー賞 特殊撮影賞、色彩美術賞を獲得したみごとな特撮を、たっぷり楽しめるSF映画の名作です。


 ウォルト・ディズニーが製作、「ミクロの決死圏」 のリチャード・フライシャーが監督と聞いただけで、ファンタジーな海洋SF映画と想像できるでしょう。

 面白いのは、監督リチャード・フライシャーが本作では超巨大潜水艦を撮り、、「ミクロの決死圏」 では人間の体内に入れるほどの超微小潜水艦を撮った事です。


 私がこの作品を観たのは、やはり冒険物にはまっていた中学の頃だったと思います。でもその時観た理由は、冒険物だからではなくカーク・ダグラスが大好きだったからなのです。「闘魂の塊」カーク・ダグラスは、般若顔で顎のエクボ全開で暴れまくっております(ご存知だとは思いますが念のため!マイケル・ダグラスのお父さんです)。

 そしてネモ艦長役ジェームズ・メイスンの素晴らしい演技にも注目です。



珈琲の香りと紫烟の中で・・・・・
(左から)ポール・ルーカス、カーク・ダグラス、ピーター・ローレ


珈琲の香りと紫烟の中で・・・・・
(右)ジェームズ・メイスン


珈琲の香りと紫烟の中で・・・・・


珈琲の香りと紫烟の中で・・・・・
巨大イカ襲撃シーン