さあ、これから
100万くらいの借金を少しずつ返していこうか
という時でした
それは昨年の5月
夫はしばらく様子がおかしく
なにか隠しているなとわかりました
夫は自分で現実に立ち向かうことができないので
かなりの長い間黙っていましたが
ある時、いきなり言われました
「マンションを売らないといけないみたいなんだ」
「え?なんで?」
そんな風に答えたと思います
その時の説明はこんな感じでした
個人再生をするにあたり
収入や、資産などを割り出していましたが
その時に見積もりをとったマンションの売却金額が
想像以上に高額だったと
20年も経ったマンションが
買った時より値上がりしていたのです
なぜかというと
立地でした
ウチのマンションが建ってから
駅に向かってたくさんマンションが建ちましたが
部屋の広さは駅に近づくにつれ狭く金額は高くなり
結局、ウチのマンションは駅近で1番広いということになったらしいのです
そうなると、もしマンションを売却すれば
マンションのローン残高を引いてもギリギリ借金が元本なら返せる、ということらしいのです
それなら、マンションを売却して
その売却金額で元本だけでも返しなさい
ということなのです
もう、ほんとうに…
当初、喜んだ自分たちが
バカだよねと…思いました
何百万も借金したのに、それが何分の1になるなんて
ちょっと待って
それって、なんで弁護士に相談に行ったときに
気づかなかったの?
個人再生をするにあたって
なぜマンションの見積もりをとらなかったのか
今でも不思議です
マンションは急騰したわけではありません
でももう、後の祭りでした
やはり、私が弁護士と話せばよかった
個人再生が利用できなくなった夫は
裁判所が間に入ってくれることはなく
やれることと言ったら
弁護士が直接債権者と減額交渉をする
任意整理というものでした
だからといって憂いてる暇はありません
さあ、私たちはどうするのか
マンションを売らずに済む方法は
リースバックは20年以上のマンションは適用にならず
マンションを担保としてお金を借りて
一気に借金を返そうかと思いました
マンションの価値は高いのですから
それを担保ならかなりの金額借りれると思いました
けれど、利息が高すぎて
とても支払える金額ではありませんでした
マンションのローンを支払いながら
75歳まで返済する計算でした
とにかく、ほんとうにいろいろ考えて
いろいろ試みました
夫ではなく、私がです
その時の弁護士は今の弁護士とは違う人なのですが
少し考えたいという私の申し出に、快諾してくれたのですが
その間に借金には損害遅延金が加算され
どんどん膨らんでいきました
私がそんな簡単なことに気づかないのがいけないのですが、
ひとこと、時間をとると返済が増えると忠告してほしかったな、と
今はそう思います
結局、話し合ってマンションは売却することにしましたが、夫はなかなか不動産屋と売却の話を進めませんでした
黙って見守るはずが
やはり私は我慢できず爆発してしまい、夫を責めました
尻を叩かれた夫が、やっと不動産屋と話をした日
その夜に夫は救急搬送されたのです
目の前が真っ暗になったというのは
まさにこの事だと思いました
悪夢は今でも続いています