空から見るこの世界 | 夫が借金残して倒れた日から

夫が借金残して倒れた日から

2021年2月、夫は借金を残したまま倒れ、寝たきりとなってしまいました。その後高度障害認定により借金完済。そして2022年6月永眠。いろいろな思いや、生活のこと、お金のこと。忘備録を綴ります



とある用事で、高い建物に行って
大きな窓から都会を見下ろしてみました

娘も息子もしばらく一緒にいたのですが
それぞれの用事で、昼前にこの建物を離れました

ひとりでゆっくり
この景色を見ていました

眼下に広がるこの広い世の中には
きっとたくさんの人々が暮らし

そのたくさんの人々それぞれに
いろんな人生があるんだろうな

私みたいに
夫が借金残したまま倒れた、なんて
そんな人はどれくらいいるのだろう

これから1人で生きていくことに対する
不安と孤独に打ちひしがれている人は
どれくらいいるのだろう

住むところがなくなるかもしれない
そんな不安と闘っている人はどれくらいいるのだろう

それでも

空から見下ろした世界は
太陽にキラキラと輝いて

私の人生とは関係なく
どんどん動いている

高速道路には車が走り
線路には電車が走り
駅にはたくさんの人が出入りしている

そんな様子を見ていたら
なぜか少しだけ力が湧いてきました

私に起きている事は、実はそんなに大したことではないのかもしれない…
そんな風に少しだけ思えました


いつか
この落ち込みから立ち上がりたい

すべてを片付けて
悲しみを受け入れて昇華して

子供の自立も笑顔で応援して

朝起きた時
今日も一日がんばろうと

そんな風に思える朝を
いつか迎えよう

そんな風に思えたのは
きっと太陽が眩しくキレイだったからだと思います

1人で家に帰ったら
また、どっと落ち込みが来ました

地上に降りてしまったら
私は空から見た大河の一滴の小さな人生に
また立ち向かう力なく、打ちひしがれています