10月8日
寒露(かんろ)

 

朝晩の空気が少しずつ冷たくなり、
秋の深まりを感じる頃になりましたね。

寒露とは、
草花に降りる露が
冷たさを増していく頃のこと。

 

そんな季節が届けたい言葉は

 

「おめでとう」

 

です。

 

何か大きなことを
成し遂げたからではありません。

思い通りにいったからでもありません。

あなたがこれまで選んできたことも、
これから選んでいくことも、

 

 

天はそっと
祝福してくれている。

 

そんなふうに感じる季節です。

 

 

秋になると
自然は少しずつ実りを見せてくれます。

春に芽を出し、
夏の暑さを越え、
雨や風に揺られながら、

それでも育ってきたものが
実を結んでいく。

その姿を見ていると、

実りとは
何かをうまくやり遂げた結果だけでは
ないのかもしれないと思います。

 

ここまで続けてきたこと。

迷いながらも選んできたこと。

思い通りにならない中でも
なんとか歩いてきたこと。

 

それもまた、
ひとつの実りなのではないでしょうか。

 

だから寒露は、

「よくがんばったね」

「よく乗り越えてきたね」

と、

自分自身を
少し温めてあげる季節でもあります。

 

私たちはつい、

まだできていないことや
足りないものに
目を向けてしまいます。

 

けれど、ときには

ここまで歩いてきた自分を
振り返ってみてもいい。

あのときの自分も。

迷っていた自分も。

それでも一歩を選んだ自分も。

全部ひっくるめて、

「よくここまで来たね」

と。

 

秋は、
実りを受け取る季節。

自然の中にある実りだけではなく、

自分の中に育っているものにも
気づいてみる。

あなたは今、

ここまで歩いてきた自分に
どんな言葉をかけてあげたいですか。

 

これまでの自分にも。

そして、
これからの自分にも。

 

「おめでとう」

秋分 9月23日🎌

 

日が落ちるのが、
ずいぶん早くなってきました。

 

少し前まで
あんなに長く感じていた夕暮れも、

 

気がつけば
あっという間に夜へと変わっていきます。

 

秋🍁は、
実りの季節。

 

ここまで積み重ねてきたものが
少しずつ形になり、

 

節目の実りを
手👐に取る喜びを感じる頃でもあります。

 

その一方で、

鮮やかな夏が遠ざかっていくような
どこか少し
物悲しい気持ちになるのも
この季節ならではなのかもしれません。

 

そんな秋分は、

「あなたは一人ではない」

ということを
 

思い出させてくれる日

でもあると思います。

秋分の日は
お彼岸の中日。

 

ご先祖さまに
思いを馳せる日でもあります。

 

自分の先祖を
少しだけ遡ってみると、

 

5代遡れば62人。

20代まで遡っていけば、
単純計算では
200万人を超えるほどの人たちへと
つながっていきます。

 

その誰か一人が欠けていても、

今ここにいる
「あなた」は存在しない。

 

たくさんの命がつながり、

それぞれの人生があり、

 

その中にはきっと、
喜びも
迷いも
悲しみもあって。

誰かを想う気持ちや
未来への願いもあったのでしょう。

 

そんな長い長い時間の先にいる、

たった一人の、あなた。

 

そう考えると、

今を生きていることは
とても不思議なことのようにも
感じられます。

 

だからこそ、

今をどう過ごすのか。

 

何を大切にして生きるのか。

 

どんな実りを
これから手にしていきたいのか。

 

大きな答えを
出さなくてもいい。

ほんの少しだけ
自分に向き合うことを
思い出させてくれる。

 

秋分とは
そんな節目なのかもしれません。

 

これまで受け取ってきたものに
少しだけ思いを馳せながら、

これからの自分へ
何を手渡していくのか。

 

しっかりと

自分に意識を向けるための

大切な日なのではないかと

思います。

 

 

★プチ告知★
11月から、まちなか保健室

「いろと、これからと、わたし。」をはじめます。

自分の内側にそっと触れ、これからを見つめる時間です。

白露(はくろ) 9月7日

 

少しずつ
穏やかな風が届きはじめる頃。

 

朝晩の空気にも
どこか秋の気配が

混じりはじめます。

白露の「白」には
始まりやリセットと

いう意味があり、

 

「露」には
隠れていたものが
表にあらわれる

という意味があります。

 

白露の時期は、

今まで気づかなかった気持ちや
 

心の奥にあった本音に
ふと触れる機会が増える

頃なのかもしれません。

 

なんとなく違う。

 

本当は、こうしたい。

 

そんな小さな感覚が
 

自然と浮かび上がってくる。

 

そして、

自分に正直であることの大切さを
あらためて教えてくれる。

 

そんな時期でもあります。

 

 

人は
生まれたときから
小さな鈴を持っている。

そんな話を
聞いたことがあります。

 

その鈴は、

自分にとっての
幸せの方向を教えてくれるもの。

 

自分らしい方向へ進んでいるときには
澄んだ音を鳴らし、

 

どこか違う方向へ進んでいるときには
その音が聞こえにくくなるのかもしれません。

 

けれど私たちの毎日は、

やるべきことや
 

誰かの声や
 

目の前の出来事でいっぱいです。

 

 

気づけば、

自分の中の小さな音よりも
外側の大きな音ばかりを
聞いてしまうことがあります。

 

 

今、

あなたの鈴の音は
聞こえていますか?

 

もし少し
聞こえにくくなっているなら、

 

日々の雑多な音から
ほんの少し離れてみる。

静かな時間をつくる。

 

そして、

自分の中にある
小さな鈴の音に
耳を澄ませてみる。

 

そこにはきっと、

今まで気づかなかった
 

自分の本当の気持ちや、

 

これから向かいたい方向への
 

小さなヒントがあるのだと思います。

 

秋は
実りの季節です。

 

けれど、

豊かさは
外から与えられるものばかりではなく、

 

自分の中にすでにあるものに
気づくことから始まるのかもしれません。

 

実り豊かな季節へと向かう今。

あなたにとっての豊かさとは
どんなものでしょう。

 

そして今、

あなたの鈴は
どんな音を鳴らしているでしょうか。

 

 

素敵な白露を
お過ごしくださいね。