小満(しょうまん)は、
陽の気が天地のすみずみまで満ちていく頃。
草木や花たちが少しずつ成長し、
命の力が満ちていく季節です。
この時期は、
大きな変化ではなくても、
「少し成長できたかも」
「なんとなく満たされているな」
「これでいいのかもしれない」
そんな小さな実感に
気づきやすい時でもあります。
けれど、もし
この感覚があまりピンとこないな……と
感じる方は、
もしかすると、
少し忙しすぎるのかもしれません。
毎日やることに追われていると、
目の前にある小さな幸せや、
心がふっとゆるむ瞬間を
見逃してしまうことがあります。
そんな時は、
お部屋に一輪のお花を飾ってみるのも
おすすめです。
花がそこにあるだけで、
空間にやわらかな余白が生まれます。
ふと目に入った時に、
「あ、きれいだな」
「少し休んでもいいかな」
そんなふうに、
心の中にも小さなゆとりが
戻ってくるかもしれません。
人は、一度に大きな幸せを
受け取るよりも、
日々の中にある
小さな幸せを少しずつ集めることで、
幸福感を感じやすいのだといわれています。
朝の光。
風の心地よさ。
誰かのやさしい言葉。
お気に入りのお茶の時間。
道ばたに咲く小さな花。
そんな何気ないものの中に、
私たちを満たしてくれるものは
たくさん散りばめられています。
小満の季節は、
「足りないもの」ではなく、
「すでに満ちているもの」に目を向ける時。
どうぞ今日も、
周りにある小さな幸せをキャッチする感性を
大切に育ててくださいね。
素敵な小満の季節をお過ごしください。


