言葉に残してしまうと、いつかまた思い出しそうで
残したいような、残したくないような、そんな感じ。

一青窈、の音が、ぐるぐるまわる8月。
好きな歌はいっぱい。

時期をずらして知った曲も、なんだか心地よくて
機会があれば歌ってみたいと思った。
うんと幸せ

”あなたがうんと言わなくて 
 あたしはうんと悲しくて”

”それを幸せという
 うんとしあわせな日々よ”

気をつけていても、
なんだかんだ、駄々っ子、欲張り。

ありがたいこと。
幸せなことって、そういうものじゃないよね。
と、言い聞かせる夏。

嬉しいことが多すぎて
悲しいことが多すぎて

見失いそうになる。

いろんな「はじめて」を、大事にすればいいだけなのに。

「丁寧に、生きたい」と呟く私に
「丁寧に、生きてよ」と、あなたが言う。

「かぷかぷ笑ってよ」というあなたに
「かぷかぷは無理。ぷかぷかなら」と言うと
「そうやってあなたはいつも琴線をくすぐるのだ」と言う。

「あっという間の日々だね」という話の合間に
「積み重ねたいな。。。」「積み重ねたい。」とあなたが言う。
積み重ねようか。どこまでいつまで。

指きり。
そんな子供みたいな瞬間を、私も、いつまで想えるのかな。
よく考えたら、それが当たり前なのだけれど。

今週も、先週も、よく、一緒にいた。


部屋を片付ける。
だんだん、誰かと過ごしていた日々は影を無くし、
誰かの生活の抜け道色に、なっていく。


いい機会。
いい機会だと

まともな生活ができるようになる、
丁寧に暮らす生活ができるようになる、

いい機会だと、思いもする。



ちゃんとできるようになったら さよなら だね。

さようならってあまり言ったけとがないなぁと
なぜだったかあなたが言っていた夜を思い出す。

さようなら。
さようなら。

それならば。


ひとりの時間が、大好きだったはずなのに
何をしていいか忘れてしまいそうだ。

まずは、掃除をしよう。
ただ、それだけに。
ふと、小さい頃の私の家族と同じ風景を見つけた。
お父さんの昼休みに、近くまでお母さんと子供がやってきて、ランチを過ごす。短い時間だけれど、確かな時間。

虚しさというのが、何を基準とするのか分からないけれど、今日はやけに虚しい。そんな気がする。

いっそ、もう会うことをやめようか。
麻痺しているだけなのだ。あまりに、会いすぎて。

会いすぎて、
合いすぎて、
見失っている。

おかえり。の、帰る場所。

隙間を縫うようにしたって、
どんなに目を塞いだって
耳を塞いだって
結局は、隙間にしか過ぎないのだ。

私には耐えられない。

月すらも星さえも、雨に怯えて見えない夜。
都会の明かりが妙に空に映る夜。
そんな夜は、ずっと、心が揺れる。
そんな時間を思い出してしまう、
息苦しい程の昼下がり。

いつも、これで、終わりにしようと
微かに思うけれど。

会えば、もう少し。とも思う。

反面、いつまでも、このままの時間があるわけないことも
痛いくらいに分かってる。

今だけ。もう少しだけ。
そんな時間で、満足できるわけもないのに。


ハイリスク、ハイリターンかもよ。と、
何も考えていない頃のあなたが言った。

間違ったかな…。一緒にいる相手…。と、
体を重ねながら、朦朧と、あなたが言った。
何もいいたくなかったのに、私はそれを否定するような言葉を羅列した。
それを、思ったらどうしようもなくて。

俺かもしれないじゃん。と、
いつか誰かと結婚するし、と言葉を漏らした私に、あなたが言った。

切なくも、すがりたくなる言葉は
いつもそうやって生まれる。

子供みたいな気まぐれで、響きようのない言葉。

だってあなたの日常は、あまりにも平和だ。

ねぇ。抱きしめないで。
赦して、すがりたくなるから。

重ねる時間も、温度も、
きっとつかの間にしか過ぎなくて。

道の向こうに立てば、分かる。
あまりにも馬鹿らしいこと。

早く、戻らなきゃ。渡らなきゃ。

あなたの見えない場所まで。


私だけじゃなく、あなたも、辛い。そんなことを信じて?その辛さは、何なんだろうね。。。

互いに辛いのなら、いつかまでを、引き延ばす理由が、どこにあるのだろう。


『障害があるから、いいのかもよ。』
あなたの、そんな浅はかな言葉が、事実なだけかもしれない。