
いつも見ていた中庭が、さらに綺麗で。
木に隠れた月の明かりや、風の音を、久しぶりに感じていた。
ガレットではない向かいの店で、マルゲリータとワイン。

色んな話を。色んな話をいつも、する。
家庭が軸となるのを、また感じさせられたり。
その度に、よぎる感情にも麻痺しないように。
嬉しい言葉を貰ったり。
『不毛じゃないんだ。色んな感覚を貰っているんだ。』
『本を読むことが嫌いだったけれど、もっと読もうと思った。綺麗な日本語を知らないんだなって。だから、浅はかだとか、そう感じる。言葉に重みがないとか。』
『素敵な人。』
『尊敬してる。』
『ひとつの言葉を投げたら、色んなイメージがぽんぽん帰ってくる人。』
いつか、哀しくなりそうな言葉を書き留めよう。
あなたと、色んな話をしているのに、なんだかするすると言葉がこぼれ落ちていくのだ。いつも。
『今日はね、辿っていたんだ。
きっとこういう所をみたりするんだろうな。
こういう所に寄り道するんだろうな。何を感じているのかな。
そんなことを思いながら。』
『同じ夕陽を見ることがないとかいうから、同じ場所で、絶対にその夕陽を見てやろうと思って』
あなたの、その子供のような無邪気さが、好きだ。
無邪気だからこそ、残酷なことも多いけれど、
私は、あなたのその、子供のような無邪気さが好きなのだ。
今は。まだ。もう少し。
そんな言葉を許してしまうほど。。。