先日のお教室で、生徒さんから玄米の炊き方について下記のような質問がありました。
玄米を家で炊くと、
お教室で頂くときより、
とても柔らかく炊けてしまうのですが、なぜでしょうか?
とのこと。
柔らかく炊けるという事なので、
理由の1つに水分量の多さがあります。
レシピは同じものでも、
なぜ炊き上がりがお教室で頂くより柔らかくなりすぎるのか??
考えられる理由は3つあります!
①お米を計量するときの計量カップが異なる。
レシピに表記してある米の分量は、「カップ(200cc)」での表記。
1カップ(200cc)と1合 (180cc)は同じ容量ではないことにより、水分量に誤差が生じた。
レシピは、「カップ」での表記のため、1合の計量カップで計量すると、
水分量に誤差がでてしまう→結果、その分柔らかく炊きあがる。
②お米を洗ったときの水切りが十分できていない。
水切りが甘いと、分量の水分量プラスαの水加減になるので、柔らかくなる
→しっかり水切りする事がポイント!!
③もともとお米自体が持っている水分量が多い
お米は生き物。乾燥状態や保存状態、新米か古米かによっても水分量ことなることがある。
→ 新米などは水分もみずみずしく含むので、
いつもより少なめの水分量で炊くことができる
参考にしたという玄米ご飯のレシピはこちら。
玄米 3カップ
水 900cc
話を伺っていくと、
理由の①の原因に当てはまっていたので、
1カップ(200cc)と1合の違いを話し、
1合ではなく、1カップで計量する対処法と、
玄米に対して1.5倍の水分量で炊いていたため、
1.3倍量の水加減(水4カップ)で炊いて様子を見るようアドバイスさせていただきました。
通常、玄米を圧力鍋で炊く時には、
玄米に対して、1.2~1.5倍の水加減で炊けますが、
炊きあがりの好みに応じて、水分量はその範囲内で調節できます!
ネックとなる水分量が調節できれば、
どなたでも、美味しい玄米ご飯が炊けるようになりますよ~!
うまく炊けないな、いつも食べている玄米ご飯は柔らかすぎるな、
という方は、もしかしたら水分量が鍵にになっているかもしれません。
柔らかく炊けすぎる理由の①~③を見直してみて下さいね♪
普段の生活の中で、玄米や穀物を取り入れた食生活にすると、
甘味への強い欲求も抑えられてくるので、
是非玄米ご飯の炊き方をマスターして、
日常の中で美味しい玄米を楽しんで頂ける回数が増えたら嬉しいです!
<参考記事>
もっちり・ふっくら美味しい玄米ご飯の炊き方
自家製梅干と麦味噌で今日はシンプルごはんの日☆
Chie<料理教室開催日程>※全て卵・白砂糖・乳製品・動物性不使用☆
・ inStyle マクロビオティッククラス
・豊洲スタジオ 5/12 (木)11:30~13:30, 19:00~21:00
・津田沼スタジオ 5/15(日)
6/5(日)11:00-14:00 CrossKitchen 表参道
初心者向けのマクロビオティック料理教室。
6月はベジ中華料理!!
☆クラスのご案内は、高木千枝のFacebookページでもしております☆
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