私たちはつい、自分の欠点や自分には無いもの
つまり不足している部分へ意識が向かいがちになります。
そして、欠点の克服や無いものを手に入れることによって
望み通りの素晴らしい自分 を実現しようとします。
「欠点を直していこう！」という向上心や
欠点克服の為の具体的アクションは勿論とても大切です。
ですが、無意識下においては
「欠点を直さなければ素晴らしい自分になれない」と
自分自身を否定して自己肯定が出来ていません。
たとえ欠点をクリアすることが出来たとしても
潜在的な自己否定感がある限り
自己肯定感を得ることは難しくなってしまいます。
そして、自分の不足している部分を新たに探しては
自己否定感を更に大きくしていくことになります。
いま貴女が自分の欠点だと感じているものは
誰かの瞳には長所と映っているかもしれません。
いま貴女の手の中にあるものは
誰かから羨望の眼差しを受けているかもしれません。
貴女には、いま出来ていることがあり
いま手にしている豊かさがたくさんあります。
「素晴らしい自分になれていない」というのは
ひとつの思い込みに過ぎず
素晴らしい貴女に気付けていないだけ なのです。
決して否定することなく、どうか
ありのままのいまの貴女を受け入れてあげて下さい。
貴女はそのままで、十分美しいのですから。