太陽のある空
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脱藩2日目 やまやまやま



太陽のある空
今回から写真はこちら
http://photo.ameba.jp/user/ciesol/

脱藩3日目の朝があけた。
なんとも、天気のいい日だった。宿のおばあちゃんに起こしてもらって、
朝飯を食う。さて、今日から本格的に山、そして脱藩の旅程の中では、
有名な梼原という町にいく。その後、歩けるところまでいくって感じだね。


朝、起きて気づいたことが2つ。

とにかく荷物が重すぎる・・・
そして、足が早くも痛すぎる・・・

荷物は、今回、四国のあとは、九州、京都と旅をする分の荷物が全部入っている
一応昔のお客様めぐりもしたいと思っているので、きれいな服ももってきた。
そりゃー重いわ。そして、重い理由がもうひとつ。

今回、とまるところがもしなかったら、野宿してやろうとおもっていた。
この、寝袋、コンロ、電灯。これらを全部足すと、20~25Kgくらい。

おもてー。ってことで、九州に服とかを先に送ったわけ。
これで少し解決。

だけど、足が痛いのは、まったく持って解決策が見つからないわけ。とにかく左足が
いたいのよ。もう、なんていうか。。。。

でもがんばって歩くの。
えっちらおっちら。左足を踏み出して、その横に右足をもってきて。一歩一歩。

最初の10Kmはやっぱり国道なの。アスファルト。

車がびゅんびゅん、えっちらおっちら歩いていく俺を尻目に。

そして、梼原という、脱藩の旅程では有名な土地についた。
(梼原が有名なわけは、龍馬と同じように、幕末に脱藩した志士が多くいたため。あんまり有名ではないかもしれないけど、吉村虎太郎とか那須信吾とか6名の有名な志士を輩出した土地なわけ。
詳細はこちらhttp://www.town.yusuhara.kochi.jp/culture_ryoma.html)

ここで昼飯を持ってきたコンロでお湯を沸かして、カップラーメンを食う。

そしてまた歩き出す。

有名な温泉施設を横目に見て、また歩く。山道も国道も両方交互に迫ってくる。

歩く歩く。 だんだん、日も暮れ始める。 4時くらい迄歩いて、足が痛くて、心が折れそうで、今日は速めに宿探し。
今日は25Kmの行程。

この日はここからがすごい。

50件くらい家がある、六丁という集落まで来た。
地域の乾物屋に入って、どこかとまるところはないかとおばあちゃんに相談。

すると・・・

2軒となりの家のスナックのママの弟が龍馬の大ファンだという。
だからそのスナックのママに相談するといいと。
言われたとおり、スナックのままに相談してみた。喫茶店も兼ねたお店だから昼間もやっている。

ママは、んー昔は美人だったであろう感じの50くらいのマダム。

そんならうちの駐車小屋の2階にとまれと。
一応、人を迎え入れるところだと。
そして、たまに龍馬の故郷めぐりをするツアーをしている団体をとめることもあると。

なにー、超ラッキー。とめてもらうとめてもらう。
話はとんとん拍子。ラッキー。

飯はスナックで食べなさいと。そして風呂はどうしようかと話をしていると。

お客さんで来ていたおばちゃんが、私今から温泉いくよ。のってく??みたいな。

そう、いきたいけどとおりすぎた、あの温泉施設。

ご好意に甘えて車にのると、俺の4時間かけて歩いた道をわずか20分程度で。。。文明すげ。

帰ってみると、スナックにはうわさを聞きつけた人たちが、いろいろなものを持ち寄って、宴会。
珍しがって俺を酒の肴にして飲む飲む。日本酒飲まされる飲まされる。

料理出る出る。朝取った、牡蠣、かつおのたたき、イサキ、魚のにつけ。何でも出る出る、飲まされる飲まされる。

6時から飲んで、2時間で、ぶっ潰されてその日は就寝。

ありがたいけど、とにかく酒つえー、高知県民恐るべし。

ということで3日目は、足の痛さと、文明のすごさと、ラッキー人の優しさに出会った一日でした。
寝るところには、龍馬のいろいろな写真もあり、趣味もかざってある。
寝るのにはいい部屋だ。  まさか、スナックのママに夜這いをされることはあるまいと
自分に言い聞かせながら眠る。

休憩 引越し終了

てなわけでAmebloにしてみた

ならば脱藩一日目


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こうして旅は始まりました。ときは2月7日

四国の地図の青い矢印から矢印が1日目の軌跡なり。
現代は進化しているもので、龍馬先生の通った道も、現在は国道として、整備されているわけです。

初日の総距離は35KM弱、私の地元の箱根の山は箱根八里 ってこたぁ今日一日分ですわ。

私目はなぜか車がびゅんびゅんとおりすぎていくのを横目に見ながら、えっちらおっちら、てくてく、てくてく20Kgくらのリュックをしょって、なぜか歩くわけです。そう、なぜか。。。

この日ほど、自分の旅の企画をのろった日はなかったですわー。
なぜ、歩くのかと、、、龍馬があるいた道は本当にこれなのかと、、、少なくともアスファルトではねーわなと、、、そう、自分で自分に なぜ、、、と問い詰めながら。

途中から道を間違えて、完全に昭和以降に作ったであろう道をとおりながら。

だんだん日も落ち始め、昼間のルンルン気分は吹っ飛び、気温の下降とともにテンションも下降。

寝袋とコンロを持ってきて、野宿する気満々だった気分も、気温の寒さに吹っ飛び、最後日が落ちた時に何とか見つけた消防署、これが天の助けだと思い、どこかとまれる場所はないかと、消防団員さんにたずねると、わぉ奇跡。

「この消防署の裏の家民宿だと。。」

なにーってことで、まずは予約なしですべり込み。

急な来客に80歳近くのおばあちゃんも戸惑いながらも、家族と一緒にご飯を食べて、のまされて。
すげー俺のことに興味をもってくれていろいろ話をしてくれんだけど、さぁぁあっぱり何いってるか
方言が強すぎてわからないのね。筆談してー、っておもうくらい。

ひととおり、盛り上がり、たのしくすごし
その日は寝ましたとさ。8時にはつかれきって就寝。

そう、今日のいきなりの35KMが明日自分の体にどのように現れるかも知らずに。。。

二日目乞うご期待