大変長らくお待たせ致しました![]()
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悩める子羊ちゃん、いらっしゃい![]()
《相談内容》
【犬種】
・柴犬ミックス
・雄、未去勢
【同居家族】
・40代女性とその両親
【お悩み】
近所の一人暮らしの高齢者が飼っていた柴犬ミックスを引き取ることになりました。
もと飼い主さんは、その子を可愛がり甘やかして育て、好きなだけ食べ物を与えていたそうです。
次第に要求が強くなり、人間の食べ物も欲しがるようになり、その都度与えていたそうです。
その頃からフードアグレッシブが出現し、食べ物を手に持っていると唸って怒るという状態になってしまいました。
噛まれて怪我をしたこともあります。
もと飼い主さんが体調を崩し犬を飼育できる状態ではないため、引き取りました。
散歩やブラッシング等は問題なくできるのですが、食事を与える際には豹変します。
現在、革手袋をして食事を与えています。
食事への執着を改善するには、どうしたら良いでしょうか?
ご相談ありがとうございます![]()
執着の問題は、
木ではなく森を見るべし![]()
イヌという動物は、
周囲とのパワーバランスに対して非常にシビアです。
特に和犬は、
自分のこだわりポイントに対して、
物凄くシビアな犬種です。
こだわりポイントとして分かりやすいのは、
『自分がやりたいこと』
『自分がやりたくないこと』
この2つですね![]()
やりたいことを我慢させる、
やりたくないことをやらせる、
となった時に、
相手が自分よりも強者であれば、
素直に言うことを聞きます![]()
そして逆に、
相手が自分よりも弱者であれば、
徹底的に反抗します![]()
さらに紛らわしいことに、
自分のこだわりポイント以外には興味がないのも和犬の特徴であり、
「あーはいはい、どうでもいいっす
」
と従っている姿が、
素直に言うことを聞いているように見えるのです![]()
これらを踏まえると、
執着を生んだ原因はコレ![]()
もと飼い主さんは、その子を可愛がり甘やかして育て、好きなだけ食べ物を与えていたそうです。
次第に要求が強くなり、人間の食べ物も欲しがるようになり、その都度与えていたそうです。
自分の『食べたい』がいつでも叶うことにより、
自分は人間より強者であると認識したのですね![]()
その頃からフードアグレッシブが出現し、食べ物を手に持っていると唸って怒るという状態になってしまいました。
噛まれて怪我をしたこともあります。
人間を弱者だと認識しているため、
弱者に『食べたい』を我慢させられることに対して、
徹底的に反抗します。
散歩やブラッシング等は問題なくできるのですが、食事を与える際には豹変します。
散歩やブラッシングに対しては、
特にこだわりがないということです。
ここで、
『食べたい』を我慢させることだけをやろうとすると、
怪我をすることになります![]()
怪我なく安全に問題解決を望むのであれば、
『言うこと聞きますモード』の習慣をつけることから始めることをおすすめします![]()
まずは彼の認識している、
自分と人間のパワーバランスをひっくり返すのです![]()
具体的には、
セーフティコマンドの練習をします。
勿論おやつは使いません![]()
家の中だろうが、
散歩中だろうが、
如何なる状況であっても、
『座れ』『伏せ』『待て』
これらのセーフティーコマンドには絶対に従う習慣をつけます。
一回指示を出したら、
従うまで絶対に諦めず、
指示を出し続けます。
並行して、
犬の催促には『言うこと聞きますモード』である時のみ応じます。
犬が何かを催促している時、
犬の心理状態は『言うこと聞けよモード』にあります。
巷では「〜ちょうだい♡」なんて可愛く言葉をあてられていることがほとんどですが、
これは犬の心理状態から見ると大きな間違いです。
くれ
やれ
これが『言うこと聞けよモード』である時の、
犬の心理状態です。
私にも分けて下さい
やってください
お願いします〜
この『言うこと聞きますモード』の心理状態にあることが、
人に物を頼む態度であると、
人間同士のコミュニケーションで考えればすぐに分かるのではないでしょうか![]()
このモードの切り替えにも、
セーフティーコマンドを使います。
重要なのは、
『座れ』『伏せ』『待て』の
形が出来ることではありません。
指示に従うという行動によって、
『言うこと聞きますモード』に切り替えることです。
素直にコマンドに従い、
大人しく次の指示を待っている状態であれば、
『言うこと聞きますモード』
=お願いします~の心理状態です。
この状態になるまでコマンドを出し続けます。
こうして徐々に、
生活の主導権を飼い主に移行させます。
飼い主の指示に従うことを身に着けさせ、
『言うこと聞きますモード』に切り替えることを習慣にします。
そして、
『言うこと聞きますモード』である状態
=飼い主に従順である状態
=飼い主を強者と認識している状態が習慣になれば、
『食べたい』を我慢させられることに対しての反抗もなくなります![]()
和犬は侍気質![]()
尊敬出来る君主に付き従うことが、
彼らにとっては何よりの幸せです。
彼の幸せのためにも、
強者として認められる飼い主を目指してみてくださいね![]()
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