前回は確か過去を遡り記憶を蘇らせるところ・・・守護霊が人間に作用するメカニズムのあたりまでお話したように思います。
今回は最終ということもあって正直重たくなりそうな気がしている(笑)その反面興味がある人にはうってつけの終幕になりそうだ(笑)恐ろしく長いよ・・・・
それでは気をとりなおして霊界と魂・・・守護霊の謎を的確なところへお招きいたしましょう。
前世が守護霊になる?
此の世を去り様々な修行をした霊魂も一定の悟りに辿り着くがまだまだ完全体なるものに成長するには距離が感じられる。
どこかに欠陥的な部分が残っているのが人たる魂の通常だ。
この欠陥部分を再度修行の旅に出す為、人間社会で言う『転生』とか『創造的再生』と称される事情を繰り返すのだが、その時点で完成型の魂の部分と不完全なる部分が分けられ不完全たる分類の魂の欠片が受胎の瞬間、波長の合う肉体に宿る。これを魂の『分霊』と心霊科学では表現されている。
その『分霊』された魂の浄化済み部分が霊界に残り守護霊となるといわれているが・・・
その解釈が正しきものであるなれば、この世に存在する人間の存在は全て霊界に存在する魂の分身であり、本質的には誰もが霊界と繋がっているということになる。
守護霊は実在した過去の自分自身の記憶を持つ意識体なので、人格的な性格や性質は当然のように記憶しており、その生涯もかつては自分自身が歩んだ人生と良く似た性質を持っているだろう。
地上に戻された魂は不完全なる部分はごくわずかな一部分な為、自分が繋がる偉大な魂の存在にも気付けず、さらに過去に生きた前世の記憶、決意なども忘れかねない。
そこで手助けの神の声・・・(笑)
分霊した魂の声が聞こえず彷徨ってしまう人々の為か?過ちを繰り返さない為の補助レールか?
その守護霊となる魂の補佐(応援部隊)として霊界の多くの魂が集まってくる。これが前作で紹介した司配霊であり守護霊団ともいうべき集団を形成し、転生(創造的再生)した人たちに天分や転職を与えるのである。
司配霊の多くはそれぞれに専門分野を取得しておりその道を極めているものの集団だ。分霊した未浄化霊は受胎の瞬間に最低ひとつ、またはそれ以上を与えられこの世に生まれてくる。
極論すればバッハ、ピカソ、ゲーテみたいな人たちが司配霊を作り出したような感じ。
しかし、残念ながら与えられた才能を持ち合わせながらも誰もが天才になれるわけではない。
なぜなら我々は修行の為にこの世に帰らされた落ちこぼれのようなもの(笑)
欠点補強や人格形成など宿題を与えられている。
司配霊の最終的な役割は気付かせてくれることぐらいだ。魂の欠陥部分を是正するために生まれてきたことを自覚し全体的に調和バランスのとれた魂の成長を遂げたとき天才となって生まれ変われるかもしれない。
その為に何ができるんだろう・・・
心霊学者がこんな話をしていたよ
『守護霊に知恵を授けてもらおうと思えば守護霊との交信を多くする事。その為には自分自身の性格、性質の修正が必要です。わがまま、短気、利己主義、衝動的、自我が強い、自らを飾る・・・こういった性格には未浄化霊が憑依しやすく、守護霊とのパイプも詰まる。とにかく素直になることが大切。そうすれば、誰でも守護霊とのコミュニケーションを図れる。良心の声を守護霊の声だと考えれば良いのです。』
時折考える。自我欲求、わがまま、短気、飾る・・・常にナチュラルって難しい・・・誰もが思うだろう。
いつも意識する・・・誰かと触合う時、その誰かが笑っていられる世界を創ろうと。
迷ったとき聞けばいい。守護霊に・・・。
自分自身に嘘をついていないかと・・・・自分自身の生き方は間違っていないかと・・・ね。
それで安心できる時間がそこに与えられる時、守護霊交信は成功したものと考えていい。
私はいつもここに在る。