重度知的障害を伴う自閉症で中学生の息子との日々の暮らしと心地いい生活をめざすブログです
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「連絡帳に作業はしたくないと書いておくから」(息子に出来るだけ寄り添いました)
こんにちは
ご訪問ありがとうございます
これまで子どもに寄り添うことの大切さや
子どもが心地よく過ごせるための働きかけ、吐き出しやスケジュールのことなどの記事を書いてきました。
その今までの地道な積み重ねが形として現れた昨日の出来事がありました
それは過去記事と繋がっていきます
書いている本人も読み返してびっくりです
息子通っているB放課後等デイサービス
就労支援タイプに変わり作業の練習時間が増えました。
微妙な変化、やらなくなった課題…
本人の中には大人にはわからない小さな変化がしんどかったようです。
だんだんBのデイへの行き渋りが出てきました。
ついにはBのデイに行く日は学校も休むと言い出し…
それで渋々納得して学校に行ってくれました。
私の中にも不安が…
やっぱり直接相談しようとBのデイに連絡をいれました。
そして作業の時間がしんどくなっていること、やりたい課題が出来なくなって不安なのかも等を伝えました。
それで作業の時間をいったんお休みし、以前のデイのやってた課題に戻して様子みましょうとの事になりました。
ところが息子くん自分で行動しました
学校にお迎えにきたスタッフに
連絡帳を渡して
「作業しません!」
と宣言をしたらしいです
息子は重度知的障がいです。
それでも自分なりに一生懸命考えて
ちゃんと気持ちを伝えようとしたのかもしれません(自分で伝えるようにいつもうちで練習はしています)
スタッフさんにはこちらからの事前に連絡したことが伝わっていたのでそのまま受け入れてもらえました
そしてデイに着いて息子に聞き取りしてもらったら
「作業はしたくない」
「パズルはしたい」
「習字も楽しいのでしたい」
ちゃんと自分の気持ちをスタッフさんに伝えたそうです❗️
事前にフォローはしていましたが
最終的には自分で交渉したのはすごいです


デイではスタッフさんと相談しながら自分でスケジュールを組み
やりたい課題をし
納得して帰ってきました。
その成果はこれ↓
おおーそれも新元号『令和』
気持ちが字にで出ます❗️
習字は好きな課題です
この時間がなくなったのが寂しかったのかもしれませんね
習字はいいですよ。
集中力をあげて心を落ち着かせます
(わかっていてもなかなかやりませんけどね😅)
そして帰ってきた息子の顔は
とても朝の暗い顔
とは違い清々しい顔
でした❗️
(デイの代表の方が送迎のときに直接私に今までの経過を報告して頂きました)
以前の息子ならがまんにがまんを重ね
パニックを起こしてたと思います。
もしくは前回の記事で書いたアピール行動です
パニックにならなくても
嫌なことは伝えることが出来たんです❗️
本当にすごーい❗️
デイでは息子が尊重されたこともとても嬉しいかったことです。たぶん息子も嬉しかったと思います。
こういう自信が将来に繋がっていくと思います。(デイの対応に感謝です!)
就労をした時にちゃんと伝えられる力があるのは大きいです
小さな小さな積み重ねです
こんな働きかけでいい方向にいくのか
不安でしょうがない時期は
親なら誰でもあると思います。
でも信じてやっていくうちに理解しだし
結果が出てくる
子どもに寄り添い、声を聞きながら
働きかけてください
子どもはちゃんと自立にむかって成長していきます
(過去記事と繋がっていました!)
私達親子も
これからも色々と困難な問題も出てくると思います。
でもちゃんと向き合えは乗り越えていける❗️
そう信じられる1日でした
