何故こんなに動揺してるのか、不思議に思う。
ただ転んだだけなのに。




私の大切な人は、多分、妹なんだと思う。
両親には申し訳ないけれど、もし死んでしまったとしたら、一番泣くのは妹の時なんじゃないかな。

一緒に同じ道を歩んできたからこその、お互いの辛さがわかるみたいで、やっぱり双子だなぁ、なんて思ったりもする。(笑)

その事を、今日、改めて気づくとは思ってもいなかった。




銭湯へ行って、車を降りた時。
先に降りた妹は、玄関へと歩いていた。階段の前には二段の階段があり、玄関の扉へは下がるとこになる。

私は鞄をしっかりと肩に掛け、扉をバンっと閉めていた。その時だった、"ドタンッ"と少々大きい音がした。びっくりして即座に振り向くと、妹が顔を覆いながら泣いていた。
小走りに駆け寄りながら、いつもは言わない「大丈夫?」と声をかけた。

顔を覆ってた妹を見て、

目が潰れたんじゃないか
目が見えなくなったんじゃないか

と恐怖が過ぎった。

結果は、唇を扉にぶつけ、足に痣を付けただけで見た感じ重症じゃなかったから、胸を撫で下ろした。

でも、足がガクガクしている自分がいることに気づき、私も何だか怖かったのかなと。
二階への階段を登りながら、ふぅーっと息を吐いた。

いつもそう。
何かにぶつけて泣いている所を見ると、重症か?もう治らないかもしれない。そうやって重い方を思い浮かべる。
親バカならぬ、姉バカだ(笑)

本人には、ぜっったいに言わないけれど。

このブログも見せたくないし。

一番自分の思いを言えて、
一番わかってくれるようで、
やっぱりずっと一緒にいたいようだ。
私は。

言えないこともあるけれど。
これからも歩んでいけたらな。

と、少し震える呼吸をしながら、このブログを書いてる今です。



少し前に撮った写真を添えて。