皆様、おはようございます。

 今日は大野祭り本楽から、紅葉車からくり人形奉納(新調人形の演技でしたが・・・)編をお送りします。

 

 

 梅榮車が元の位置に戻ると入れ替わりに紅葉車がからくり人形奉納のため少し前に出ましたが(初めて見る新調人形の演技です)、山車を前後に勢いよく数往復させるやり取りという曳き方を披露した後止まりました。

 

 その後仕切りの笛が入り人形囃子の出羽が始まると、大唐子が大将人形の豊臣秀吉に挨拶しました(このからくり人形は秀吉が聚楽第で唐子の芸を楽しんだという故事に基いた物と言われています)。

 挨拶が済んで囃子が「下がり羽」に変わると、上山前方に設置されているゼンマイが勢いよく回転しました。

 

 こうすることによって、観客達に人形がこのゼンマイの仕掛けで動いていると錯覚させる効果があるそうです。

 この後本来なら小唐子が紅葉の木の上で倒立するのですが不具合が発生したのかなかなか動かず、囃子のみが「オヒャーヒャ」(尾張横須賀では「加津古」という曲名で囃されています)→「蛇の舞」と推移して行きました。

 

 午前中権現町にある海音寺の前や、大野町駅前で奉納した時は上手く行ったそうですが・・・。

 今年11月のとこなめ山車まつりの時に期待です・・・。

 ところで橋詰町の女の子達の中に、次のような髪飾りをしている子がいました。

 

 山車名にちなんだ紅葉の髪飾りです(なかなかいい感じです)。

 

 そうこうしている内に大唐子が秀吉に再び挨拶し、演技は終わりとなりました。

 

 終演後紅葉車は元の位置に戻りましたが、その際にまたやり取りを披露しました。

 

 次回は、唐子車からくり人形奉納編をお送りします。