続いて旧常市場常磐車建造百周年記念曳き廻しから、旧商店街から神明社へ編をお送りします。

 

 

 常磐車は旧鯉泉堂横の道を北進しましたが、道幅が非常に狭いためかなり気を使って巡行しました。

 その後旧とこなめ中央商店街に入り、北進を続けました。

 

 写真右手にはからくり時計(焼物職人の人形がろくろ挽きをしますが現在故障中です)がある広場があり、そこで午後行われる行事のスケジュールが掲出されていました。

 

 想像以上に多くの行事が行われます(私としては常磐車と綱引きが気になりました)。

 そうこうしている内に常磐車は市場から出て瀬木に入り、カキタ呉服店に門付けを行いました。

 

 この辺りも、道幅が非常に狭いです。

 なお同じ旧常の北条の梶方の人達が何人か来ていましたが、本祭りの初日に銀座通りから北条区民会館へ帰る際に神明車がこのコースを通るということで勉強させて貰っているという声が聞こえて来ました。

 

 やがて旧商店街から出た常磐車は、奥条以外の旧常5字の氏神である神明社の表参道に通じる細道に入りました。

 

 よく見ると、先程までは動いてなかった采振り唐子が動いていました。

 20世紀末までは本祭りの初日に神明社前を出発した6台の山車はこの道を通って旧商店街へと向かいましたが、それ以降は本曳きコースが変更となりここを山車が通る機会は激減してしまいました。

 

 そこで子供達を曳き綱から離した常磐車は、その後神明社表参道鳥居前に曳き込まれました。

 

 次回は、神明社で写真撮影編をお送りします。