今朝名鉄の1700系1703・1704Fが、名電築港駅に廃車回送されました。

 1700系は平成11年に1600系として3両編成4本が製造され、5年後に登場したミュースカイ2000系にそのコンセプトが生かされました。

 その後平成20年になると、ミュースカイ以外の特急用車両は全て一般車を併結するという名鉄の方針に伴い3両の内ク1600を廃車にして2200系の一般車(2300系)とコンビを組んで1700系として生まれ変わりました。

 しかし近年になって車体に疲れが目立つようになり、昨年12月に交換用の特別車(2200系2233・2234F)が搬入されました

 そしてそれと交代する形で、ついに1703・1704Fが廃車となってしまった訳です。

 午後少しだけ名電築港駅へ様子を見に行って来ました。

 

 大江駅の側線には、東名古屋港駅まで1703・1704Fを牽引したEL120形電気機関車が止まっていました。

 

 その後、道路と線路の両方を走ることが出来る名鉄の陸軌車(ウニモグ)とすれ違いました。

 東名古屋港駅に到着した廃車車両は、この陸軌車に牽引されて名電築港駅構内に向かいます。

 

 名鉄築港線と名古屋臨海鉄道東築線のダイヤモンドクロスの所まで来ると、その奥の名電築港駅構内で1704Fのサ1654の車体と車輪を切り離す作業が行われていました。

 

 その西では、既に車輪を切り離された1703Fの車体がH鋼の上に置かれていました。

 

 その隣には、1704Fのモ1704の車体が同様に置かれていました。

 

 やがてサ1654の車輪切り離し作業が終わり、クレーンによって吊り上げられました。

 

 そして、モ1704の隣に並べられたH鋼の上に置かれました。

 ここまで見て私は帰りました。

 1600系時代も含めると21年間本当にお疲れ様でした。