小鼻には、大きさや下がり方、鼻孔の形など様々な左右差があります。
鼻孔縁挙上の目的はボリュームを減らす事で、左右差を治すための手術ではありませんが、
改善できる左右差は出来るだけ治すようにしています。
膨大な数の症例を経験した事で、どうデザインすれば結果がどうなるのかが分かるようになりました。
今回のモニター様は人中短縮を受けられて、鼻の穴が目立つ様になりました。
特に右側(向かって左)の鼻孔が横に広がっているのが気になります。
一般的な鼻孔縁挙上は、小鼻の厚みを減らすため、鼻孔がさらに横に広がります。
そこで、鼻孔が狭くなる様に、更に右を左よりも狭くなる様にデザインしました。
鼻孔縁挙上の1ヶ月後です。
横に広がっていた鼻孔の横幅が狭くなり目立たなくなりました。
右側が特に横に広がっていたため、左に合うようにデザインしました。
小鼻の大きさや鼻の穴の形など結構な左右差がありましたが、かなり左右対称に近づきました。
小鼻外側の影が薄くなり、忘れ鼻効果も出ています。
鼻孔が上に三角に尖っていましたが、これも改善しました。
人中短縮の影響で、土手の復活は少な目ですが、
少しでも土手ができた事で、下に引っ張られていた鼻孔が上方に引き上がっています。
下からです。
右側(向かって左)の鼻孔が横に広がっていました。
両側の鼻孔を狭くしましたが、特に右側を内側に多めに引き寄せました。
鼻孔縁挙上は鼻孔を大きくするために行うのが通常ですが、
今回の様に鼻孔を小さくする事も可能です。
土手が少し復活して白く光っています。
同じく下からです。
鼻孔が狭くなったとともに、小鼻全体の横幅も狭くなりました。
小鼻縮小をした様な変化ですが、I型の鼻孔縁挙上のみ行なっています。
L型やT型の鼻孔縁挙上を行わなくても、この様な変化を出す事が可能です。
横からです。
鼻孔縁が挙上しました。
土手が少し復活しています。
斜めからです。
鼻の穴が上方に三角に尖っていたのが治りました。
この変化は鼻孔縁下降をした様に見えます。
どうしてこの様な効果がでるのかは、診察の際に説明しています。
小鼻の付け根が内側に引き寄せられています。
この効果によって鼻孔が狭くなります。
上記のような鼻孔縁挙上の効果は症例を数多く経験した事で得られたものです。
鼻孔縁挙上を始めた頃は小鼻の厚みを減らす事に重点を置いていました。
ここ2〜3年は小鼻のボリュームを減らす事を重点に手術を行ってきました。
そうしている中で、たまたま今回の様な効果を発見しました。
この発見を日々研究し、左右差を改善できるまでに発展させました。
鼻孔縁挙上術のみを毎日行なっているからできる事です。
鼻孔縁挙上を行う医師が増えていますが、
どうしてこの様な効果がでるのかは理解できないと思います。
鼻孔縁挙上は奥が深い、不思議な手術です。
こちらの施術費用は３９６，０００円（税込み）です。
鼻孔縁挙上術のリスクは、傷跡、左右非対称、鼻孔縁の不整、皮膚壊死などです。
ご相談・お問い合わせは
シエルクリニック までお願いします。
シエルクリニック
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木曜・日曜休診
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