他院で小鼻縮小（鼻翼縮小）を受けられました。
小鼻の傷が有り得ない程に目立つため、修正手術を行いました。
鼻翼基部の傷の深さが1ミリ以上あり、
その上、傷の下が白く堤防状に盛り上がっていました。
ここまで目立つ傷は珍しいです。
白く盛り上がった部分は皮下の剥離をしたのかもしれません。
通常とは違うデザインで行いました。
鼻孔縁挙上術の術後１か月です。
鼻翼基部の傷が浅くなり、その下の白い盛り上がりが改善しました。
小鼻の厚みが軽減しました。
鼻孔縁挙上術の傷跡自体は普通なので、この目立っていた傷跡は患者様の体質ではなく、
小鼻縮小術の手技の問題だったことが分かります。
正面です。
鼻翼基部の深い傷と下のふくらみがよくなりました。
それと同時に小鼻が持ち上がりました。
小鼻の厚みも薄くなり、かなり自然な形になりました。
このあと、鼻孔縁下降を行えば、さらに自然になります。
斜めです。
鼻翼基部の傷と形が改善しました。
小鼻の外側の傷も、小鼻のボリュームが減ったことで、
少し目立たなくなりました。
今回は通常の小鼻縮小の修正と違って、デザインや切除法を変えて行いました。
鼻孔縁挙上術は鼻翼基部を縦方向に切除します。
小鼻縮小（鼻翼縮小）術は横方向に切除します。
今回のような傷の修正は、横方向に切除するのが一般的です。
深い傷と白い盛り上がりを切除すれば、傷は目立たなくなりますが
小鼻の付け根がさらに下がって、小鼻の形がさらに悪くなります。
今回は、小鼻の形も改善させながら傷跡も目立ちにくくするために、
縦方向に切除する、鼻孔縁挙上術を行いました。
手術の結果がよくない場合、往々にして患者様の体質のせいにされることがありますが、
ほとんどの場合は、術者の技術や経験が不足していることが原因です。
こちらの施術費用は４０７，０００円（税込み）です。
鼻孔縁挙上術のリスクは、傷跡、左右非対称、鼻孔縁の不整、皮膚壊死などです。
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シエルクリニック
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木曜・日曜休診
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