眉下切開・・・・・・切開線から眉毛が生えてきますか? | シエルクリニック院長ブログ

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今回は眉下切開で皆さんが疑問に思っている、

切開ラインから眉毛が生えるか、について詳しく解説します。


(カウンセリングの際には必ず説明しています)



眉下切開


鏡で御自分の眉毛をよく観察してみて下さい。


眉毛が生える方向は内側・中央・外側でかなり違っているのがわかると思います。


内側は上向き、中央あたりは横向き、外側は少し下向きに生えています。多少の個人差はありますが、大体はこの様な感じです。







眉下 眉毛全体にわたり、眉の中に2mm(眉毛2列分くらい)入ったデザインで皮膚に対して約30°の眉毛斜切断法で切開したとします。


眉の中央・外側は、斜切断法により、眉毛の毛根が残りますので、術後 切開ライン上、切開ライン下から2列分の眉毛が生えてきます


しかし、眉の内側は眉毛の生える方向と斜切断の方向が同じなため、毛根は残せません。したがって、術後 切開ラインからは眉毛は生えてきません


斜切断の傾きを15°まで寝かせれば理論上は毛根は残せますが、現実には15°で切開するのは、治りの事も考えると不可能です。






眉下切開 デザイン
眉の内側の術後経過です。

縫合直後は切開線は眉毛の直下にあります。


抜糸の頃には切開線よりも少し下の部分が赤くふくらんできます。これは斜切断法を行っているため、薄い方の創縁が肥厚性瘢痕化するからです。

この赤い瘢痕化したふくらみが切開線の傷に見えるため眉毛と傷跡がこの時期は離れて見えます。


術後6ヶ月くらい経過すると瘢痕化したふくらみが消え本来の切開線のみになるので眉直下に傷跡がきます。







眉下切開

抜糸以降~3ヶ月程度までは、実際の切開線よりも

2~3mm下の部分が赤くふくらみますので眉と傷とが離れて見えます。


これは一時的なことですが、眉の内側が特に目立ちます。


この時期は赤いふくらみの部分も含めて眉を書かないと赤みが隠せませんので、少し太めの眉になります。








眉下 傷の経過 半年程度経過すると、肥厚性瘢痕化した赤いふくらみも消え、本来の切開線自体も目立たなくなってきますので、ノーメイクでも傷は目立ちません。


眉内側は眉毛直下に切開線がきます(切開線からは眉毛は生えてきません)。


眉中央~外側は切開線からも眉毛が生えてくるので、さらに目立たなくなります。


結論として、切開線から眉毛が生えるか、生えないかの違いに関係なく、縫合を丁寧に行っていれば眉下切開の傷は最終的には目立たなくなります。


しかし、術後2~3ヶ月まではノーメイクだとけっこう目立ちます。


手術をお考えになっている方にとって、一番心配な事です。



では、術後すぐから目立たない方法はあるのでしょうか?

当院ではあまり行いませんが、実はあります。


次回はその方法について詳しく説明します。             


お楽しみに。


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